今日は私が担任している学年の水泳授業でした。
ほとんど寝たきりに近い重度の障害のある子供たちを、まさかプールに入れるとは。
聞いた時は驚きました。
学校にプールはないので、市民プールにバスで行きます。
担任の先生はもちろん、教頭や教務主任、養護教諭、他にもお手伝いしてくる先生たちも一緒に行きます。
養護の先生は、トランクケース持参です。
まあ、水泳の授業は命にかかわることもあるので、救助グッズも大量なわけですね。
子供たちが学校に来ると、すぐに水着に着替えさせます。
先生たちは自宅から水着を着用してきます。
学校のバスに乗り込んで出発。
着くとすぐに更衣室に行き、オムツを外します。
そして、先生2人がかりで抱っこして、シャワーを浴びて、プールサイドまで運びます。
この距離が結構長くて、すでにへとへとです。
そして、やっとプールの中へ。
だいたい、1対1で対応しますが、大柄な生徒だと、先生2人がかりで生徒1人を入れることも。
水の中では浮くとはいえ、絶対に落とすことはできないので、ずっと抱えているのはめちゃくちゃ緊張します。
でも、子供たちはとても喜びます。
水の怖さを知らないので、ただ気持ちいいみたいです。
写真撮影係の先生がいっぱい写真撮影してくれます。
15分くらい、子供をプールの中に「つけた」あと、上がってすぐに着替え。
温水プールですが、上がるとヒャっとします。
自分のことは後回しで、またシャワーをかけて、子供の張り付いた水着を脱がして服を着せます。
着替え終わって車椅子に乗せて、今度はやっと自分の着替え。
私たちは顔を水につけることはないけど、メイクをしていると係の人に注意されると聞いていたので、
今日はCCクリームのみで、ファンデーションはなし。
アイシャドウなしで、軽くマスカラのみ。
眉ティントも昨夜仕込みすみ。
これですっぴんでもなく、メイク感もなく、切り抜けました。
自分たちの着替えが終わると、後半組が入るのを見学します。
1度に全員が入ると、目が行き届かないので半々で入れるのです。
最後に全員で記念撮影をしましたが、先生は入りません。
そしてまたバスに乗って、学校に帰りました。
やっと、夏休み前の一大イベントが終わりました。
緊張していたのか、その後頭痛がしてくるし、家に帰ってからは腹痛と下痢で、何回もトイレに行く始末。
来週早々、保護者との懇談会があります。
これもまた緊張します。
人見知りの私は、慣れてない人とうまくしゃべれません。
懇談会が終わったら、クラスの新聞作りもしなければ。
やることは次から次にあります。
年をとると新しい経験が少なくなるから、早く時が過ぎるように感じるそうです。
私はここ半年新しい経験ばかりしているので、転職してからの半年はすごく長く感じています。
これはよいことなのかもしれません。
さあ、夏休みまであと10日、頑張ります。
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