「ねんきん定期便」のお知らせが来ました。
現時点で65歳からもらえる予定の金額を見て、あぜんとしました。
何と、たったの120万円あまり。
しかも、現在の加入条件が60歳まで継続すると仮定しての見込み額だそうです。
ほぼ増えるという見込みはないでしょう。
月々にして10万円ちょっとです。
かなり厳しい金額です。
専業主婦やパート勤務だった時期が7年くらいありましたが、あとはずっと働いて自分で厚生年金を収めてきました。
それで、この金額です。
もらう時期を70歳まで繰り下げると、42％増えるとのことで、その金額も記入されていました。
しかし実際、今繰り下げをしている人はほんの一握りだそうです、というのも、人の寿命はわからないからですね。
やはりもらえるものは少しでも早くもらいたい、損はしたくないと考えるのは当然です。
でも、この金額では繰り下げを考えたほうがよさそうです。
今の時代、65歳まで働くのは当たり前となってきています。
私の周囲でも70歳でも働いている人が多くいます。
私の理想は少しでも健康な状態を維持して、65歳まではフルタイムで働く。
その後70歳まで年金はもらわず、少しペースダウンして週3日程度働く。
足りない分は貯金を少しずつ崩していく。
70歳になったら、年金受給する。その時も働けるようであれば、無理のない範囲で働く。
細く、長く、働いていくのが理想です。
お金の為もありますが、働いていると規則正しい生活になるし、誰かの役にたっている、社会から必要とされているという、その満足感みたいなものが自分の心を支えるような気がします。
そのためには健康でいることが大切です。
自分が年金受給する頃、年金の金額がもっと下がっていることもありうるし、仕事ができる健康状態ではないかもしれないし、そもそも私が働けるような職場があるかどうかもわからない。
不安はいっぱいですが、「細く、長く」をモットーに働くしかないなーと思っています。
それから、「特別支給の老齢厚生年金」というのがあります。
これは、年金の受給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられたことから、公平性を保ち、スムーズかつ段階的に引き上げるように創設されたものだそうです。
生まれた年月により、何歳からもらえるかは違いますし、もらえるかどうかの条件もあるようですので、ここでは詳しい説明は省きますが、これをもらい忘れている人が非常に多いそうです。
65歳以前の誕生日前に年金事務所からお知らせが来るらしいのですが、「まだ年金もらう年じゃないし」とか「年金繰り下げ受給するつもりだから」とそのお知らせをほったらかしにしている人が多いらしいです。
特別支給のこの年金は繰り下げ受給はできないし、5年過ぎると時効となるらしいので、忘れずにもらうようにしてください。
私の年齢では64歳からもらえるようになっていて、年間約50万円ほどとねんきん定期便に書かれていました。
知り合いの63歳の男性は今年からもらえるようになったそうで、先日年金事務所に手続きに行ったそうです。
誕生日の1～2か月前に年金事務所からお知らせが来るので、書類を揃えて、誕生日の前日以降に年金事務所に手続きに行けばよいそうです。
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