顔採用をどう思いますか?
私の好きなひろゆきさんは顔採用するそうです。
その理由ですが、こんなことを言っていたのを読みました。
『顔がいいと人前に出たときに、何だかんだ言っても営業的な部分でうまくいったり、つながりを築きやすかったりするんですよね。
僕の経験で言えば、見た目がいい人のほうが、性格がいい人の割合が高いんですよね。
見た目のいい人には、基本的に好意的に人が接してくるんです』
会社の面接で、顔のいい人とあまりよくない人を比べたら、いい人の方が合格する可能性は高いと思われます。
やっぱり人は見た目なんでしょうか。
普段の生活の中でも、顔がいい人はやっぱり得だなと感じる場面は多々あるのではないでしょうか。
世の中には、顔面偏差値が高い人もいれば低い人も存在します。
見た目のいい人は自分が顔がいいことを自覚していますから、自信を持って人と接することができるでしょう。
平均的な顔で、いいというレベルまではいかなくても、愛嬌があったり、勉強ができたり、スポーツができたりすれば、学生時代はそれなりにうまく過ごせるでしょう。
しかし、見た目があまり良くないうえに特に取柄もない人は、必要以上に卑屈になったり、自信がなさすぎたり、暗い人が多いような気がします。
そして、そんな人はなぜか意地も悪い。
私が昔々働いていた老人ホームに、私と同い年の女性がいたのですが、この人の顔面偏差値がかなり低かった。
そして、介護の仕事を25年もやっているのに、仕事がまったくできない。
要領が悪く、仕事が遅く、しかも雑。
上司からいつも怒られていました。
話題もないし、面白い話もできない。
その人は、新人さんが入ってくるたび、その新人さんにつらくあたるのです。
「何でこんなことするの」「こっちが先でしょ」
恐い顔で言い方がきつく、新人さんのやることなすこと、いちいち文句を言う。
優しく教えてあげればいいのに、偉そうにふるまい、批判ばかりする。
でも、自分より上の立場の人にはいつもへらへらしていました。
『自分はあんたより先輩なんだよ』と立場を誇示したいだけだったのかもしれません。
周囲の人から認められないので、せめて新人さんからだけは先輩と認められたかったのかもしれません。
私もその施設に入職してしばらく、その女性にきつく当たられました。
でも私は、
「この人、かわいそうな人だな」
そんな気持ちで見てました。
彼女に好意は持てなかったし、ほめるところもまったくなかったけど、たまーにほめてあげたり、何かと話しかけると彼女の態度はだんだん変わっていきました。
今でも、年に2回くらい一緒に食事に行きます。
どんなにおしゃれなお店を予約しても、彼女はベージュ系の色のTシャツかトレーナーに、同じくベージュ系のひざの出た綿パンを穿いてやってきます。
彼女は結婚歴はなく、多分つきあった男性は1人もいなかったと思います。
今までの人生で、顔が原因と思われるイヤなことがたくさんあったのかもしれない。
その結果、こんな風に性格がねじ曲がってしまったのかもしれません。
ひろゆきさんの言い方でいえば、顔のいい人は性格がよくて、悪い人は性格が悪いと言えます。
顔の悪い人に対して、他人は好意を持って接してくることがないから、どんどん卑屈になっていくのかもしれません。
顔がブサイクなのは仕方ない、でも性格までブサイクなのはどうしようもない。
ブサイクでも、明るく愛嬌があって、性格がよければきっと人は好意を持って接してくれるし、人生も変わると思います。
顔の美醜を嘆くよりも、別の魅力で戦ってみればと思うのですがどうでしょうか。
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