数日前から帰省している高校時代からの同級生。
娘ともう1人の同級生と一緒に、我が家に遊びに来てくれました。
朝から必死で掃除。
一人暮らしなのでそれほど汚れているわけではありません。
でも、知らず知らずのうちに溜まっているほこり。
適当に置いている物とか、雑貨類がごちゃごちゃ。
というか、飾りすぎ。
床もルンバのおかげでぱっと見はきれいだけど、拭き掃除はできてない。
サッシは砂で汚れている。
窓もぜんぜん拭いてないので、汚い。
床を水拭きして、サッシを掃除して、窓もざっと拭く。
ごちゃごちゃしている雑貨類をもう一度見直して、すっきり見えるように配置。
見苦しいものは隠す。
トイレと洗面所の掃除。
スリッパを出そうとすると、何と2足しかない。
一度に3人もお客さんが来たことがないので、今まで2足で足りていたのです。
急いで近くのスーパーに、スリッパと追加のお菓子を買いに走る。
そうしてやっと準備OK。
掃除のおかげか、
「きれいにしてるねー」
とほめてもらえました。
たまにお客さんが来るのはいい刺激になりますね。
家の中もリセットされてきれいになるし。
色々話しているうちに、いつしかお互いの家の話に。
関東の友達が
「それで、家は結局いくらだったの?」
と戸建てを建てた友達に聞いた。
そんな直球で聞く?
私は黙って聞いていた。
「うーん、2500くらいかな~」
「家だけで?」
「そう、家だけで。土地があるから安くすむかと思ったら甘かった」
彼女は実の親の古い家を壊して、その土地に建築。
土地があるので安くすむかと思いきや、整地で1000万近くかかるほど複雑な土地だったそう。
しかも、古い家の不用品を捨てるのに業者に頼むと高いため、休みの度にトラックで捨てに行ったそうです。
こちらは25年ローンが始まったばかり。
関東圏に住んでいる友達は、10年前に中古マンションを購入。
リフォームに400万かかり、全部で約3000万とか。
30年ローン。
田舎で周辺には特に何もなく、バスの便も悪いらしい。
そんな話をしていたら、いい感じに話がそれて、私にはマンションの値段を聞いてこなかった。
こういう時って、正直に金額を言うものなのかな。
やっぱり2割、3割増しくらいで話すのかな。
私もちょっと盛って話したかも。
しかし、アラ還なのに2人とも数千万の借金。
2人ともダンナさんがいるので、ローンを組んでもそれほど怖くはないのでしょう。
でも、私はもしダンナがいても、アラ還で数千万の借金をするのは怖い。
2人とも退職金を当てにしているようですが、取らぬ狸にならないとも限りません。
私は現金で中古マンションを買って、設備に色々不満はあるけど分相応だったと思っています。
アラ還くらいになってくると、それまで家を持っていた人は老朽化が心配になってくる。
マンションを持っている人もリフォームが必要になってくる。
賃貸だった人は、年金生活を前にこれからも家賃を払い続けることに不安を感じる。
賃貸を借りたくても、大家さんがなかなか承諾してくれない年齢。
かといって、家を買ってローンを組むのは大きすぎる決断になる。
一体、何が正解なのか?
誰にも絶対の正解はわからないし、自分の決断がよかったと思うしかない。
家というのは、悩みの尽きないものですね。
コメント