今年のダボス会議のテーマ「グレートリセット」。
昨年のNHKスペシャルで、グレートリセットについて放映していたのをYouTubeで見つけたので、見てみました。
内容が薄すぎると批判が多かったものです。
グレートリセットは陰謀論?
まあ、陰謀論だと言う方が話題になりますし、取り上げられやすい。
私が最初にグレートリセットという言葉を職場の人から聞いた時も
「世界の人口が増えすぎたから、人口削減のためにコロナを流行らせたらしいよ。ワクチンを打った人がたくさん死んでて、自分も子供にワクチン接種しようと思ってたけどやめた」
と言っていたのです。
コロナのパンデミックは意図的に仕組まれたもので、人口削減が狙いで、実際多くの人が死亡している。
コロナワクチンで人にチップを埋め込んでいるとか。
一部の黒幕が私たち一般人を管理する社会になるとか。
もちろん、ウクライナの戦争もすべて仕組まれていたと言われています。
しかし、もし陰謀論だったとして私たちに何ができるでしょうか。
大きな力の前で私たちはあまりにも無力です。
せいぜい、ワクチン接種をこれ以上しないことくらいでしょうか。
私は4回めの接種はやめようと思ってはいます。
本来の意味でのグレートリセット
陰謀説はさておき、一般的に解説されているグレートリセットとは何でしょうか。
地球温暖化による自然災害が猛威を振るっている今。
二酸化炭素をどう減らすのか、そのためのキーワードとして注目されているのが
「グレートリセット」です。
グレートリセットとは、持続可能な世界をめざし、経済や社会を根本から変えようとする考え方です。
石油依存からの脱却。
二酸化炭素の排出量が多い、航空機や車の脱石油化の動き。
世界ではバイオ燃料を新たに開発しています。
私達ができること
脱炭素社会をめざし、わたしたちができることとして、今後30年間で削減できる排出量削減対策ランキングの第4位としてあげられたのが
「植物性食品を中心とした食生活」
だそうです。
牛や豚などの飼育に二酸化炭素が多く排出されているからです。
フランスでは食肉を減らす動きが出てきているそうです。
日本では昔から米を主食とし、大豆、野菜、魚などを使い、味噌、醤油などで味付けした食事を摂取していました。
しかし、その後食の欧米化が進み、肉類や油脂類の摂取量が増え、それに伴い、肥満や生活習慣病が増えました。
今、昔の食文化に帰る時なのではないでしょうか。
それが日本人の体質に合った食生活で、日本人が本来すべき食生活なのです。
グレートリセットのもうひとつの目標
また、格差をなくし、貧富の差をなくしていくことも目的だと言われています。
財産はすべて奪われ、ベーシックインカムという流れになるかもしれません。
ベーシックインカムとは、所得や立場や年齢などに関係なく、すべての人に対する所得保障として、毎月一定の現金を支給する制度です。
これだけを聞くと、何かとてもいい制度のような気もしますが、そもそもそれだけの財源が日本という国にあるのでしょうか。
グレートリセットの最悪のシナリオとは…
今からもっと円安が進むでしょう。
日本の物価上昇は欧米よりましとか、家計が値上げを受け入れているとか言ってる人もいます。
実際、物価はどんどん上がっているのに、賃金は下がっています。
戦争、コロナ、天候不順があり、燃料、肥料の値段が上がり、物価が上がりました。
今後、大不況が起こり、その後金融経済のリセット、つまりグレートリセットが起こるのではないでしょうか。
アメリカ、そして世界がグレートリセットを遂行するために意図的にハイパーインフレを引き起こす。
そして経済と金融システムが崩壊。
満足な食事も摂れなくなる私たち。
やはり、食糧備蓄は必要でしょう。
そんな近未来がもうすぐそこに来ているのかもしれません。
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