母の話が続きます。
「前、化粧品買ってもらったよね。まだ買える?」
と母。
Amazonで資生堂のファンデなどを代わりに買ったことがある。
4,000円くらいのものが、2,000円台で買えたので母は驚いていた。
「買えるよ。何か欲しいものある?」
と聞くと、
「この間、化粧品屋に行ってこれ買ったけど、いくらくらいで買える?」
と化粧品を出してきた。

こちらのリンクルクリーム。
何と小さいのに8,000円以上したと言う。
Amazonで調べて、
「6,150円で売ってるよ」
と答えると、母は絶句。
「何でそんなに安いの…」
しかし、来年90歳になろうとする母がリンクル、つまりシワに効く化粧品を買うなんて。
オンナはいつまでたってもきれいでいたいのでしょう。
まあ、買える経済力があって、欲しいのなら買ってもいい。
「今度から私に言ってくれたら、買っとくよ」と言っておいた。
母は相変わらず、定期購入で「キミエホワイト」を使用中らしい。
でも、使いきれないうちに次が送られてくるので、少しずつ余ってきているとか。
「私はこれ使ってるけど、いいよ。安いし」
とこちらを勧めておいた。

こちらも同じオールインワンクリーム。
何と1,100円。
私は安い化粧品が悪くて、高い化粧品がいいとは思っていない。
化粧品の価格は、宣伝費用、容器代、香料で決まると聞いたことがある。
資生堂の化粧品はCM費用が多分、すごくかかっている。
さっきのリンクルクリームなんて、容器が洒落ていて、いい香りがする。
だから、高いのは当たり前。
そう説明すると、母は
「そっか…じゃ、今度それ使ってみよう」
と言っていた。
でも、高価な化粧品を買って使うことで、満足感や安らぎを得られるのであれば、
それは安い買い物なのかもしれない。

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