【コロナ感染者】自宅隔離生活

green ceramic mug on wooden desk

私が勤務している病棟の職員が、4月にコロナに感染しました。

幸いにも職員1人、患者1人だけで感染は収まりましたが、10日間の濃厚接触者への感染対策は面倒で、大変でした。

10日間の自宅隔離生活が終わって、出勤してきた職員に聞いた話です。

家族も念のためPCR検査をしたのですが、皆陰性。

彼女だけが陽性で、判明した時点で病院から保健所に連絡がいくそうです。

つまり、自分で連絡はしなくていいということ。

するとすぐに保健所から電話があり、症状などの問診。

彼女は熱もなく、まったくの無症状だったので、そのまま自宅隔離が決定。

翌日にはレターパックでパルスオキシメーターが送られてきたそう。

パルスオキシメーターで測れるのは、動脈血酸素飽和度と脈拍数です。

酸素飽和度はだいたい96%~99%が正常ですが、90%を切ると危険だと言われています。

その後、大きな段ボールが宅配便で送られてきて、中には

トイレットペーパー、ティッシュペーパー、マスク。

アクエリアスの2リットルのペットボトルが2本。

生協の袋めんの焼きそば5袋、ラーメン5袋。

レトルト、缶詰、ご飯のパックが数個。

生協のポテトチップス、小魚アーモンドなどの菓子。

などの「自宅隔離セット」と言われるものが入っていたそうです。

でも、彼女はその生協の袋めんが見るからにまずそうだと、まったく手をつけず捨てたとか。

生協のお菓子類も味が好みではなかったらしく、少し食べたけど廃棄したそう。

このセットは一人暮らしなどで、買い物ができない人、希望者に送られるそうなのですが、彼女は家族もいて、近所には実家もある。

でも、「ただでもらえるなら」と希望したそう。

それなのに、「味が好みじゃない、まずそう」と廃棄してしまうのはどうなんでしょう。

宅配料金も結構かかっているでしょうし、そもそも食品を捨てるなんてもったいない。

税金が無駄に使われていると感じます。

一体、この費用はいくらくらいかかっているのでしょうか。

また、レターパックで送られてくるパルスオキシメーターですが、自宅隔離が終わったらまたレターパックで返送するようになっており、返送用セットも同封されているそう。

しかし、返送しない人が結構いるという話です。

「メルカリにでも出品する人がいるのかな」と彼女は言っていました。

一応、番号が記入されているそうですが。

パルスオキシメーターは必要だとしても、食品や消耗品の宅配は必要なのでしょうか。

あればあったで安心かもしれませんが、1週間ほど外出できないくらいで、自宅のトイレットペーパーやマスクがすぐに無くなってしまうのでしょうか。

好みの分かれるインスタントの麺類など、配られて喜ぶのは一部の人では。

もっと税金の使い方を考えてほしいなと思います。

いつか、自分たちに増税という形でかえってくるのはわかっているのに。

 

 

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