新潟のお父さんのお小遣いが全国最下位だと、さっき『月曜から夜ふかし」』でやっていました。
第1位の東京が30200円、新潟は確か、14000円くらいでした。
1位でもたったの3万ほどなんですね。
いかに世のお父さんが大変な思いをしているかがわかります。
しかし、このお小遣い、いったい何を含んでのお小遣いなんでしょうか。
それによっても、お小遣いという認識は変わるでしょう。
昼食代をまかなっている人がいたり、コーヒーや晩酌用の酒などの飲み物代、タバコ代、飲み会費、被服費、美容院代なども含んでいたら、とても1万円ほどでは無理だと思うのですが。
昼食を100円ちょっとのパンとか、マックのハンバーガーにしているサラリーマンの話などもたまに聞きますよね。
コーヒーなどは飲まずに水筒のお茶持参。
タバコはもちろん吸わない。
飲み会も今は時期柄、参加しなくても大丈夫。
服は昔々に買った服でOK。
美容院は1000円カットで。(今は1000円以上するみたいですが)
そんな風に工夫しながら、お父さんたちは家や車のローンのため、教育費のため、日夜頑張っているのでしょうか。
お父さんが100円のパンやマックで我慢しているのに、お母さんは2000円とか3000円もするランチをお友達を食べている、なんて話もあったりしますね。
まあ、これは毎日ではないでしょうし。
給料は上がらないのに、物価がどんどん上がっている昨今、お父さんのお小遣いは今後も上がるような気がしませんね。
私が結婚していた頃、つまり30年くらい前、我が家のお父さんのお小遣いは何と5万円でした。
手取り20万円もないのに、その中から5万円も持っていくんですよ。
悪魔です。
友達の旦那さんのお小遣いは1万円だと言っていました。
1万円にしたのは、借金がすごくて債務整理をしたから、らしいです。
いくら厳しく1万円と決めても、どこかで借金していたら同じことだと思い、我が家では5万円を渡していました。
しかし、元ダンナはそもそもお小遣いという考え方が気に入らなかった。
「自分が稼いできた金を小遣いとか言ってもらうのが、気に入らない」
そんなことばかり言っていました。
自分の給料を自分の思うように使いたかったんでしょうけど、そんなことしていたら生活できなかったでしょう。
お小遣いは5万円と決めていましたが、パチンコや飲み代ですぐに底をつき、さらに追加の要請をしてくるのです。
その要請のやりかたがきたない。
メガネを自分で隠して、「メガネを無くした。メガネがないと運転できなくて困る。メガネ代をくれ」
「会社の車をぶつけた。会社に届けるとボーナスの査定に響くから、自分で修理屋さんに持っていく。修理代をくれ」
よくこんなことを思いつくなーというような造り話をしてきました。
造り話だとわかっていたけど、反論はせずに素直にお金を渡しました。
理由は、大声出して暴れるから…ですね。
ボーナス時も5万円、必ず持っていきました。
結婚生活は常にお金との闘いでした。
その闘いに疲れて、私は離婚したのです。
そんなことを考えると、世の中の大多数のお父さんたちは本当にエライなーと思います。
新潟のお父さんたちも、せめて3万円くらいもらえるといいですね。
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