先日、『それって実際どうなの課』というテレビ番組を観ました。
『夜食を食べる方が体重が減るというウワサを検証する』というテーマ。
夜食なんて、普通食べると確実に太ると思うもの。
夜9時とか10時くらいになると、何となくお腹が空いてきて、何か食べたいなーと思うものですが、
「胃に悪い」「太る」「むくむ」と思い、食べたくても我慢する。
まあ、こういう人がほとんどでしょう。
それなのに、夜食を食べた方が痩せるなんて、いったいどういうこと?
興味津々で観てみました。
ほぼ同じ身長体重の双子の姉妹に、3日間3食同じ食事をしてもらう。
そして、片方にだけ、夜食を毎日1回食べてもらうというもの。
まず1日目。
3食とも、結構ボリュームある食事をとっています。
片方だけ、20時半に夜食。
メニューはバナナとヨーグルトにはちみつをかけたもの。
善玉菌、食物繊維、オリゴ糖が減量によいとのことでした。
夜食を食べたあと、1時間以上空けて寝ます。
22時からが『腸のゴールデンタイム』だと番組中、何度も言っていました。
翌日、体重測定すると0.9Kg減っている。
夜食を食べたのに痩せるなんて。
2日めの夜食はなめこ汁。
普通のお椀ではなく、大きめのお椀に多めの量。
22時の腸のゴールデンタイムに向け、21時頃に食べる。
3日めの朝、体重はプラス0.4Kgになっていました。
なぜ、増えたのかという問いに対して、
味噌汁は塩分が多いので、水分を取り込み、むくんだのではないかとの医師の見方。
水分を排出し、むくみが取れれば減量できるはずとのことでした。
3日めの夜食は、納豆キムチそば。
これも、乳酸菌と食物繊維ですね。
4日めの朝、体重測定すると前日よりマイナス0.3Kgになっていました。
3日間で、トータル何と0.8Kg減量。
それなのにもう片方の女性は、まったく夜食を食べていないのにトータル0.5Kg増えたのです。
減量によいと言われている、食物繊維、発酵食品、乳酸菌、オリゴ糖。
これらのものを積極的に摂取することで脂肪が燃焼されたのでしょう。
『腸のゴールデンタイム』とは、起床してから15~19時間後に訪れ、腸壁に存在する細胞たちが生まれ変わって修復される時間なんだそうです。
朝6時か7時頃起きると、ゴールデンタイムは夜10時頃になりますね。
ゴールデンタイム中は1日の中で副交感神経が最も高まって、腸の働きが活性化する時間。
つまりこの時間に善玉菌を増やしておけば、善玉菌の働きが強まり、修復力が高まって、老廃物の排泄がしっかり行えるということなのです。
夜食を摂るかどうかは別にしても、発酵食品や食物繊維の豊富な食品を積極的に摂取することが『腸活』に大切なのでしょうね。
それにしても、食べるものをよく考えれば夜食もありなんだと思うと、何だか嬉しくなりますね。
コメント