1ヵ月ほど前、近所の騒音オジサンのことをここに書きました。
結局、その後もオジサンのアニソンを大音量で聞くという行為はやむことはなく。
『結局、警察に通報してもだめ』
『かえって逆効果』
との結論に達し、あきらめていました。
家で大き目の音量でテレビを観るようにして、気にしないようにしていました。
勇気ある近所のオジサン登場
1週間ほど前の日の22時半くらい。
オジサンの大きな怒鳴るような声が聞こえたので、テレビを消して窓からのぞいてみた。
すると、中年のオジサンと騒音オジサンが外で対峙している。
「だからね!ちょっと音を下げてくれたらいい。それだけ!」
「家の中でテレビ見ようが、音楽聞こうがいい。でも音が大きすぎる。ちょっと外に出て聞いてみ。うるさいやろう」
多分近所の人で、今まで耐えに耐えていたんだろう。
この中年オジサンは最もなことを言っている。
しかし、騒音オジサンは半笑いで
「だって、家にいたら音が大きいかどうかわからん。音を測る機械を持ってきて」
などと言っている。
「そんなもんはない!ずーっと前から皆んなこの近所のもんは迷惑しとる。警察もこの間来たやろうが」
中年オジサンの声はかなり大きく、怒鳴る感じのしゃべり方。
でも、決して怖い感じではなく、筋が通っている。
騒音オジサンは意外と若かった
話していると途中でなぜか年齢の話になっている。
どうやら騒音オジサンは55歳らしい。
「55歳にしては老けとるな」
などと中年オジサンに言われていた。
そして、騒音オジサンは国立の〇〇大学を出ているという。
中年オジサンは
「オレなんか中卒じゃ。大学出とるのに、こんなこともわからんのか」
と言っていました。
そして、何回も何回も
「音を下げてくれたらそれでいい!」
と中年オジサンが言うのに、騒音オジサンは音の測量計を持ってこいなどと言い、のらりくらり会話をはぐらかす。
別のオジサン登場
30分くらい、不毛なやりとりをしていたら、別のオジサンがやってきた。
声からして、このオジサンは少し若そう。
「どうしましたか」
やりとり聞いてたから出ていったんだろーと思って見ていると、中年オジサンが今までのやりとりを話し始めた。
若めのオジサンも
「そうそう」
と相槌を打っている。
オジサンが二人になって、騒音オジサンのパワーは衰えたかに見えた。
ついにパトカーが
するとまもなくパトカーがやってきた。
いつまでも終わらないやりとりを心配して、誰かが呼んだのだろう。
おまわりさんはちょっと話を聞くと、すぐに騒音オジサンを連行していった。
もう何回も何回も警察を呼ばれているオジサンだから、仕方ない。
その後も家の電気はずっとついていたし、何時に帰ったのかはわからない。
それからアニソンは
そして翌日。
一日中家にいたけど、まったく音楽は聞こえない。
そしてその翌日も聞こえない。
「あら~、効果あったみたい」
よかった~。
昨日騒音オジサンの家の前を通ったら、張り紙をしていた。
「今いそがしいから出直してこい」
と手書きで書いてガムテープで貼っている。
その横には「ドライブレコーダー撮影中」のシールを貼っている。
かすかに家の中から音楽が聞こえている。
警察に連れていかれたのがかなりショックだったのかな。
かなり厳しく怒られたのでしょうか。
でも、効果はあったようです。
ずっとこれが続くといいけど。
近所の中年オジサンに感謝です。
コメント