今の仕事に転職して、また新しい人間関係の中に入りました。
人間関係を築くのは、最初が肝心ですね。
常に一緒に仕事をする人間は11人。
そのうち、男性は8人、女性は3人です。
男性はだいたいあっさりしているし、きちんと挨拶をして、普通に対応すれば大丈夫だと認識しました。
問題なのが、女性です。
2人は気の良さそうで問題なさそうですが、1人、私と同年代のK先生という人がいました。
「あー、この人がキモだな」
と思いました。
教師一筋数十年の人。
仕事は几帳面で、きちんとしている。
こういう人はたいてい、他人に厳しいというのが、私の長年の認識です。
「全然わからないので、色々教えて下さい」
と私はまず、ニコニコしながら頭を下げました。
そして、その先生が何かしようとしたら、
「教えて下さい」
と駆け寄って、聞きながら一緒にする。
色々質問をする。
まあ、やる気があるところを見せるということですね。
そして、K先生のことをほめる。
「すごく丁寧ですね」とか「これはいいですね!」とか。
そして何かと話しかけ、差支えない程度の雑談をする…
など心がけると、その先生も自分の夫や娘の話などしてきて、かなり打ち解けました。
他に同世代がいないので、寂しかったのかも。
私はあまり自分のことを話すのは好きではないのですが、K先生が色々聞いてくるので、答えるはめに。
でも、ある程度は仕方ない。
私は、できればめんどくさい人間関係は持ちたくないと思う方。
でも、同じ職場で一緒に過ごす時間が長い場合、ある程度は仲良くしていないとキツイです。
仲良くというわけではないけど、雑談ができる程度にはなりたい。
いい関係を築いておけば、困った時に助けてもらえます。
後は、他の先生に対しても、なるべくニコニコして自分から挨拶しています。
早く名前を覚えるというのもポイント。
名前を呼んであげると、「自分のことを覚えてくれた」といい印象を持ってもらえます。
この年齢になると、人のイヤな面を見ても「いいところもあるし」と考えられるようになりました。
イヤな人でも、別の面から見ると必ずいいところがあるものです。
必要以上に関わらなければ、そんな人のことも気にならなくなります。
無理をせず、人間関係の新陳代謝を繰り返してきて、この年齢になり、人づきあいの範囲が狭められてきました。
自分のことをよく思っていない人もきっといるでしょう。
私も嫌いな人はもちろんいます。
でも、自分が嫌いだと思って接すれば、きっと相手も自分を嫌っています。
それはそれで仕方ない。
でも、話す時はニコニコ、元気に、感じよく。
これが自分が心がけていることです。
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