ユーチューバーさんの収益がかなり減ったという話を最近聞くようになりました。
広告単価の変化や再生数の減少、新規参入する人が増えたことなど原因は色々あるようです。
ラファエルさんは収入減したことを理由に都内から千葉に引っ越しするそうです。
何と収入が10分の1くらいになったとか。
元々の収入が破格なので庶民の感覚とは比べようもありませんが、恐ろしいくらいの減り方だということはわかります。
「貯金もかなりある」とのこと。
でもそれを切り崩すのではなく、生活のレベルを落として収入減に対処する。
なかなかできないことです。
まだ若いのに、しっかりしてる。
プライドもあるでしょうし、収入が減ったから引っ越ししますとなかなか言えるものではない。
貯金もあるのだから、少々貯金に手をつけてもいいと思う私はやっぱり甘い。
経営が厳しくなった会社でもしかり。
資産があるうちに廃業してお金を残して、従業員に少しでも多くの退職金を渡すという方が経営者としては優秀だと思うし、従業員も喜びます。
私が昔勤務していた中小企業は、倒産するぎりぎりまで自転車操業を続け、従業員には退職金も払わず、再就職の世話もしてくれませんでした。
支出を増やすことはあっという間にできるけど、一旦大きくなった支出を縮小するのは本当に困難というのはよく聞きます。
人はぜいたくにはすぐに慣れるんですよね。
反対に『これだけしかお金がない』となれば節約するしかなくなる。
それができない人が借金するのです。
私は今までの仕事では、収入と支出がほぼイコールでした。
ギリギリの生活でした。
でも、奨学金とローンの返済が終わるまで、と頑張りました。
そんな時思いがけず転職して、収入がアップしました。
さて、こういう状態になった時の私。
どうも調子に乗ってきているようです。
少し収入がアップしたからと高級な和食店に行ったり、ランチや映画に行ったり。
まあ、映画くらいはよいとしても。
必要経費だからと、仕事で着る服を何枚も買ったり。
もう少し、倹約しようと思えばできるはずなのです。
でも、「これくらいいいよね」という悪魔のささやきが聞こえてくるのです。
これだから私はダメなんだ…。
ラファエルさんを見習わなければ。
あんなに稼いでいる人だって、倹約しているというのに。
しかも、年だって断然若い。
「今後は初心に帰る。一旦再生回数が落ちてもいい。楽しんだ先に成功がある」
そうヒカルさんが語っていたのを読みました。
さすが、成功者が言うことは奥が深いですね。
「初心に帰る」ということは、どんな場合でも大切なのかもしれません。
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