今年の年賀状の中に、高校時代の同級生からの
「少し早く退職して、第二の人生を楽しんでいます」
というメッセージを見つけ、驚きました。
去年退職したそうで、現在は習字やプール、太極拳などを楽しんでいるそうです。
彼女も私も高校時代、小学校の教員を目指していました。
理数系が苦手だった私は、よく彼女に教えてもらっていました。
私と違って優秀だった彼女は4年制大学に合格し、とんとん拍子に小学校教員になりました。
かたや私は、小学校教員養成の短大に進みましたが、採用試験に落ちて浪人もせず、化粧品会社に就職。
数年後、彼女は同じ教員をしている人と結婚。
夫は現在教頭先生だと聞いています。
男女二人の子供に恵まれ、その二人とも小学校の教員を目指し、無事採用試験に合格。
現在、教員として活躍中のようです。
子供達が教員になるという夢を達成し、今度は二人をサポートしながら、今までできなかった好きなことをする人生を選んだのでしょうか。
まさに絵に描いたような、何ともうらやましい話です。
ここまで来るまでには大変なこともあったと思いますし、彼女の相当な努力もあったでしょう。
しかし、彼女はやはり勝ち組なのではないでしょうか。
夫婦二人、安泰な公務員。
子供達二人も親と同じ職業を目指し、夢をかなえて公務員。
早期退職できる財力。
夫の両親はすでに他界しており、一戸建ての家も相続しています。
自分で選んだ人生とは言え、結婚したけど離婚して、転職を繰り返し、貯金もなく、健康に不安を抱え、いったいいつまで働けばいいのか、不安ばかりの私とはまったく正反対です。
教員という職業はストレスが多いせいか、知り合いに数人早期退職した人がいます。
うらやましい気持ちを抱きつつ、彼女の今までの頑張りに「おつかれさま」と声を掛けたいと思います。
私も早期退職したいな…無理か。
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