【食料危機】具体的な備蓄方法と備蓄達人の考え方

黒グリルで焼き肉

先日の台風の時には、スーパーの棚からまずパンがなくなったそうですね。

火を使わず食べることができるもの、そうなるとやはりパンでしょうか。

しかし、パンばかりずっと続くのもいかがなものでしょうか。

仕事をしている人は買い物に出遅れて、パンが買えず、カップめんやレトルトを買ったと言っていました。

私は普段から多少の備蓄をしているので、特に買い物はしませんでした。

こんな時、やはり備蓄をしていてよかったと思います。

具体的な備蓄方法

地震、水害などの災害時に、食料品が届くまで1週間程度かかると言われています。

普段からできれば1週間分の備蓄を目指した方がいいようです。

もちろん、お金をたくさん使えばいくらでも備蓄できます。

しかしそれは誰にでもできることではないし、普段の生活を圧迫する結果になることもあります。

1人当たり、1週間分をだいたい1万円程度を目安に揃えるとよいのではないでしょうか。

1週間の備蓄リストです。

  • カップめん、カップスープ、カップみそ汁
  • 乾パン、長期保存のパン類
  • パックご飯
  • レトルトカレー、レトルトどんぶり、レトルトかゆ
  • 魚、肉などのおかずの缶詰、果物の缶詰

わかりやすいように、すべてを1人当たり、7個ずつ用意するとよいでしょう。

は乾パンとカップスープ、果物の缶詰。

はカップめんとレトルトどんぶり、おかずの缶詰を添えて。

はパックご飯にレトルトカレーをかけて、おかずの缶詰と一緒に。

こんな感じで食べていくとよいのではないかと思います。

これ以外にお菓子も用意してください。

甘いものは脳と心を穏やかにします。

また非常時は栄養が偏りがちなので、カロリーメイトやプロティンバーなども栄養摂取という意味で、用意するといいかも。

もし停電したら、まず冷蔵庫が使えなくなります。

その時は冷蔵庫の中の物から先に消費していきましょう。

冷蔵庫のものがなくなってから、備蓄品を消費していきましょう。

しかし実際、備蓄品を揃えるのはそれほど大変ではありません。

実はローリングストックの方が大変なのです。

せっかく備蓄しても、賞味期限を切らしてしまったら意味がありません。

普段から食べているものを、普段の食事の中で少しずつ食べていく。

そして、消費したものをまた買い足すという流れを作っていくとよいです。

あれもこれもと欲張りすぎない。

金銭的に無理をしない。

不安になりすぎない。

できることからこつこつとやりましょう。

備蓄熱心な人の考え方

実は私も、食料備蓄を最初に始めた頃は必死になって色々と買っていました。

あれがいい、これの方がいいと思いつくまま買っていました。

しかし少し時がたつと、熱が冷めて、すっかり備蓄には興味が無くなり…。

だいたい、飽きっぽい方なので、気持ちのムラがすごくあります。

今はあまり買っていません。

備蓄したものを少しずつ消費している段階です。

職場の備蓄に熱心な人にこのことを話すと

「それでいいと思いますよ。また気が向いたらやったらいい」

そう言ってくれました。

彼は、小さなスーパーができるようにと思いながら備蓄しているらしい。

最近はお酒の備蓄をしているとか。

本人がお酒好きというわけではなく、物々交換用だそうです。

今度、公民館主催の『手作り味噌作り』の講座に奥さんと参加予定だそうです。

『もしも、食料がなくなって困っている人がいたら助けてあげたい』

『小さな子供がいる人などは特に大変だろうから、皆で助け合えたらいいね』が彼の口癖です。

ただ、備蓄していることを心ない人に知られることが怖いと言っていました。

家を襲撃されるかもしれないからだと。

本当に食料危機が起こったら、お金の価値はなくなり、食料を持っていることが一番大切になります。

人間、本当に飢えたら、人の家を襲ってでも食料を手に入れるようなことをするかもしれない。

そのことを彼は恐れていました。

備蓄に熱心な人は、考えがずいぶん先を行っているなと感心しました。

そこまでの食料危機の世の中が来るかどうかわかりませんが、台風、水害などでライフラインが閉ざされることは十分起こり得ます。

その時のために、ある程度の備蓄はやはり大切だと考えています。

 


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