先ごろのニュースで、9月の百貨店、スーパーの衣料品の売り上げが落ち込んだと報道されていました。
コロナ禍で外出の機会が減った、気温が高かったとの理由が言われていましたが、衣料品の売り上げはここのところ減少傾向です。
服を買う頻度
ネットニュースによると、全国の10代~20代の男女を対象に調査した結果、
服を買う頻度は
ほとんど買わないか年に数回 61.3%
月に1回かそれ以上 38.6%
とほとんど買わない人が半数以上という結果だったそうです。
よく買う服の単価
買う服の単価ですが、
5000円以下が44.6%で最多ということです。
服にかける金額
年間で服にかける金額は
0~5万円が33.2%で最多だったということです。
みんな服を買わなくなってきているんですね。
みんな何にお金を使うの
最近の若い世代は車も持たない人が多いと聞きます。
服も車も買わずに何に使っているのでしょうか。
やはり消費が冷え込んでいるのでしょうか。
最近の若い人達は、コロナ禍で将来の不安から貯蓄にお金を回す人が増えているそうです。
また、仲間と飲んだり遊んだりする交際費に使う割合も多く、何かを所有するという消費のスタイルではなくなっているようです。
私達世代の服についての考え方
職場の人と服について話すことがよくありますが、みんなファストファッションの店やネットショッピングを上手に利用しています。
「昔は何万ってする服を普通に買ってたよねー」
「昔買ったブランドのスーツとか、今着てみたら着れるのは着れるけど、全然似合わない。でも捨てられない」
「昔はユニクロとかZARAみたいな安いブランドなかったし、安い服って言ったらスーパーで買うくらいしかなかったもんね」
今の40代以上の人達はこういう感覚なのではないでしょうか。
一生ものだと言われ、カシミヤのセーターやコートを買ったり、高級ブランドの服を必死でローンで買ったり。
今はいい品質の服が本当に安価で売っていますよね。
それなのに、若者は服を買わない。
若者だけでなく、全世代で服を買わなくなっているのです。
私自身も車通勤で、制服に着替えるため、ついつい簡単に着替えやすい服を選びがちです。
特にこの夏の通勤は3枚くらいのワンピースばかり代わる代わる着ていました。
しかもその単価はすべて3000円以下。
無地で、黒、グレー、モスグリーンの3色と無難。
毎日服を替える必要なんてないし、誰も人の服なんて気にしてないし、着替えが簡単なのが一番。
たまに外出する時もちょっとはおしゃれを意識するけど、結局いつもの服とかわりばえせず。
近頃は「服を手放す」というようなタイトルのYouTubeを多く見かけるようになり、皆さん服の断捨離に力を入れているのだと感じます。
最近少しずつ注目されてきている服のサブスクにも興味はあるのですが、やはり料金が高い。
服を必要最低限しか買わないこの傾向は、これからも続いていくのでしょうか。
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