厄除けに行きました

orange and black tori gates

厄って信じますか?

何か仕事でアクシデントが起こると、「厄払いした方がいいかも」などと周囲の人が冗談交じりに言ったり。

車のトラブルとか、ついてないことが数回連続して起きた時、厄かなと思ったり。

年配の方だけでなく、若い人にも結構浸透しているように思えます。

厄年というのは、厄災が多く降りかかるとされる年齢のことで、出典は曖昧ですが、平安時代にはすでに存在していたそうです。

男女の厄年齢

数え年で言われることが多いのですが、ここではわかりやすく満年齢で書きます。

男性の本厄  61歳、41歳、24歳

女性の本厄  36歳、32歳、18歳

特に男性の41歳、女性の32歳は大厄です。

それぞれ前後1年は前厄後厄といい、これも気をつけなければなりません。

厄除けに行く準備

厄を迎える時、厄除けをするといいと思います。

初詣などにいつも行っている神社にまず電話でお尋ねしてみましょう。

予約が必要な場合もあります。

初穂料」「御初穂料」と書いた蝶結びののし袋にお金を入れてお供えします。

だいたい5000円くらいのところが多いですが、これも事前に神社にお尋ねしてみてください。

お参りする日は大安、友引などがいいようです。

先勝なら午前中にお参りしてください。

格好は男性ならスラックスにシャツ、ジャケット。女性はスーツ、ワンピースなどがいいです。

あまりラフではない格好がいいでしょう。

神社では

神社についたら、社務所という建物に行き、厄除けをお願いしたいことを伝えてください。

紙を渡されると思いますので、住所、氏名、生年月日、数え年を書きます。

数え年は今年の満年齢に1歳足してください。

そして、社務所の人に初穂料を添えて、渡してください。

後はすわって、宮司さまの祝詞(のりと)を聞きます。

途中で自分の名前が読み上げられると思います。

祝詞が終わると、サカキ(玉串)を手渡されます。

宮司さまが教えて下さるので、言う通りにサカキを神前に捧げます。

何も難しいことはありません。

そして、帰りにお守りとお札をいただくと思います。

お札は家に帰って、寝室の上の方に立てかけるとよいと思います。

厄除けの付き添いをした

今年、私自身は厄年ではないのですが、職場の42歳の男性が

「今度厄除けに行こうと思うんです。〇〇さん、去年病気したでしょう。一緒に健康祈願ということで行きませんか」と誘ってくれたので、とても嬉しく、一緒に行くことにしました。

もう一人、40歳の男性も一緒に行くということでした。

この男性は年明け早々、飲みにいった帰りに酔っ払いに絡まれて、危ない目にあったり、職場でも色々あったそうで、是非厄除けに行きたいということでした。

二人は今年前厄と後厄なんですね。

まだ若いのですが、周囲の厄年だった人が色々あったのを目の当たりにしているので、やはり厄除けは必要だと思っているようでした。

近くの神社で厄除けのお祓いをしていただきました。

帰りに「長いものを食べるといいかも」とうなぎを食べました。

厄年についてのまとめ

厄年には長いものをもらうといいと言われています。

女性ならネックレス、男性ならネクタイ、マフラーなどでしょうか。

私は32歳の時に両親からパールのネックレスをもらいました。

これは冠婚葬祭などで使う機会が多いので、もらってよかったなと思います。

厄年の時は結婚、引っ越し、転職など、人生において重大な決断はしない方がいいと言われています。

ただ、じっとおとなしくして嵐が過ぎ去るのを待つということでしょう。

厄年に当たる年齢は就職や結婚など、ライフステージの変化が起きやすかったり、健康の変化が起きやすい年齢です。

私の知り合いで、60歳前後でガンが見つかって手術した人がいました。

ガンで亡くなった人もいました。

交通事故に遭ったという人も何人も知っています。

私自身は32歳の時、離婚していますし。

自分に何もなければ、子供に厄が来ることもあるという話もあって、怖いですね。

厄年というのは「大切な時期を平穏に過ごすために注意しよう」という先人の知恵です。

いつも以上に健康や生活全般に気をつけて、厄年を乗り切って下さい。

 

 

 

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