友人からの長電話

短大時代の友人から、かなり久しぶりに電話があった。

学生時代は仲が良かったし、会えば話も色々あるけど、

電話で話すことは滅多にない。

年に1回あるかないか。

その彼女が電話してきたので、何事かと思って出た。

すると、何のことはない、

「元気?仕事どう?」だった。

「修学旅行どうだった?」

と聞かれたので、どうもこうもないけど、簡単に話す。

彼女も小学校で、『学習補助』という仕事をしているそう。

正規の教師の手伝いをする仕事らしい。

テストのまるつけをしたり、教材を作ったり、プールにも入るらしい。

プールの指導はしないけど、監視するらしい。

2~3か月くらい働いて、また休んで、また別の学校に2~3か月行くというパターン。

彼女はダンナさんがいるので、がっつり働かなくてもいいし。

たいして話は盛り上がらず、30分くらい過ぎた頃から電話切りたいなと思ったけど、

かかってきた電話を自分から切り上げるわけにもいかない。

これだから電話は苦手。

電話って切り時がわからない。

だから、自分からは絶対に電話しない。

相手の時間を奪うことにもなるから。

「いや~、電話ありがとう。夏休みでもこっちに帰っておいでよ」

とまとめ風な話しにもっていくけど、彼女は切る気配がない。

いくら休みの日だと言っても、明日からは仕事だし、お風呂に入ろうと思ってたし、

この後ドラマも観たいし…。

何となく話も上の空になってくる。

やっとやっと彼女が「じゃあね」と言ってくれた。

ホッとして電話を切る。

何と55分以上も話していた。

せっかく電話くれたのに、悪かったな…。

上の空、バレなかったかな。

電話切った後で、あれもこれも話せばよかったと思いついた。

やっぱり電話は苦手です。

 

 

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