新しい職場で働き始めて2か月が過ぎました。
ここで出会った人たちとは、マスク越しでしか接したことがありません。
唯一外す時と言えば、昼食つまり給食の時なのですが。
給食の時、先生は先に生徒たちに食べさせてから、合間に自分の分を急いで食べています。
しかも壁に向かって食べる決まりになっているので、今まで他の先生のマスクを外した顔を見る機会はまったくありませんでした。
先日、卒業式がありました。
卒業式の日は卒業生以外は休みになるので、給食はありません。
先生たちはお弁当を持参したり、どこかにまとめて注文したりしていました。
そして、生徒たちがいないので、食事をゆっくり食べることができました。
卒業式が終わって、生徒たちの様子を語りながら、先生たちと一緒に昼ご飯を食べたのですが…。
ここで初めて、マスクを外した先生たちの顔を見たのです。
人というのは、マスクをした顔の下半分、普段見ていない所を何となく自然と想像しているものなんですね。
しかも、なぜかいい風に想像していました。
他の先生がマスクを外した顔を見た時、
「えーっ、全然想像していた顔と違う!」
と思ってしまいました。
もちろん、大体想像通りの顔の先生もいました。
でも、想像と違う人が多すぎた。
ある若い男性の先生は、絶対マスク外さない方がいいと思いました。
イメージ違い過ぎました。
私より4つ下の女性は、マスクを外すとやっぱり年齢が出てましたね。
女性はほうれい線がどうしても隠せない。
ほうれい線が見えるとどうしても老けて見えます。
目だけ見ると結構美人なのに、外すとあれ?って感じ。
余計なお世話ですね。
そんな人のことばかり言っている私の方も、
「この人、やっぱりアラ還って感じ」
「老けてるね」
なんて思われたでしょうね。
全然、イメージと違うとも思われたかもしれません。
ああ、やっぱりマスク生活は有難い。
息は苦しいし、マスクは買わないといけないし、めんどくさいこともあるけど。
毎日、ほうれい線やシミを他人に見せながら仕事するなんて、もう考えられない。
「ずっとマスク生活が続くといいな…」と真剣に思う、アラ還なのでした。
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