教師になりたくない人が増えている

高知県の教員採用試験で、合格者の7割が辞退したと話題になっていました。

辞退者を見込んで多めに採用したのに、辞退者が多すぎて結局足りないらしい。

教師って本当に人気がないんですね。

他の自治体の教員採用試験に合格したので、そちらで採用された人もいるようですが、

一般企業などに就職した人も多いのでしょう。

長く一般企業に勤務して、最近教師になった私から見ると、

「やっぱり待遇は公務員がよい」

と思います。

同じく一般企業から教師になった同僚も、

「公務員サイコー」

と言っています。

まず給料面。

大企業で働いているのならいざ知らず、普通の中小企業であれば公務員の給料には遠く及びません。

しかも、男女差もありません。

ボーナスも、一般企業であれば「業績がよくないから」と出さないこともある。

出てもスズメの涙ということも。

私が昔働いていた会社では、途中からボーナスが一切なくなりました。

でも、公務員は必ずもらえます。

毎年、必ず昇給もあります。

そして、有給休暇。

民間企業は有給休暇がとりにくい。

とれても数日で、ほとんど毎年捨てるはめになります。

私もずいぶん捨ててきました。

でも、公務員は堂々と有給休暇がとれます。

休んでも誰も文句を言わない。

お互いさまだからです。

こんな最高の待遇だけど、長年公務員をやってきた人は

「当たり前」

だと思っています。

他で働いたことがないので、ありがたみがわからないのです。

それも仕方ないし、当然です。

もしも教員になろうと思って、免許をとった人はぜひ、教師になってほしい。

公務員になってその恩恵を受けた方が、将来のためにもよいと思います。

 

 

 

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