母が1週間くらい前から、腰と脚の強い痛みを訴えていた。
1か月くらい前から痛み始めて、ここ1週間はかなりひどくなったらしい。
今朝早く電話してきて、
「昨日痛くて痛くて眠れんかった。病院に行って検査してもらおうかと思うけど、どう思う?」
と言ってきた。
母が通っている整骨院に電話して相談すると、大きな病院に紹介状を書いてくれるという。
そこは整形外科だけでなく、脊椎脊髄科と言う専門の科があるらしい。
今日は土曜なので、本来ならその科は休み。
でも、整骨院の先生が電話してくれて、診てくれることになった。
問診の後、MRIをとってみると、先生が
「仙骨が骨折しているかも」
と言う。
さらにCTをとって詳しく診てもらうと、やはり骨折しているとのこと。
先生からそう聞かされた母は、
「そう言えば、1か月ちょっとくらい前に、家の中でしりもちをついた」
と言うではありませんか。
でも、その時は痛みが出なかったので、そのままにしていたとか。
腰の痛みは仙骨の骨折、脚の痛みはヘルニアからきているとのことでした。
特に安静にすることはなく、無理をせずに普通通りの生活をしてよいとのこと。
痛み止めの薬と湿布をもらいました。
母はちゃんと診断がついたことで、すっきりしたのか喜んでいました。
私にしても、整骨院の先生にしても、まさか骨折しているとは思わなかったので驚きました。
多分、ヘルニアとか脊柱管狭窄症とかで、治療のしようがないと思っていた。
骨折は3~4週間で治癒するとのこと。
お年寄りの体の痛みについて、今回思ったことは、
転倒してもすぐに痛みが出ないこともあるので、痛みが出たら転倒したことがないかを思い出す。
痛みが強い場合は、「これはヘルニアだから仕方ない」などと決めつけずに病院に行くこと。
母のように骨折という症状が隠れているかもしれないからです。
骨折であっても特に治療するわけではないのですが、ただ痛いのではなく、何の痛みかはっきりわかった方が
メンタル的によいみたいです。
後は痛み止めを数回飲めば、痛みはとれるし、痛くなければ動けるから元気になれる。
もっと早く病院に連れて行けばよかったと思いました。
母は帰り着くまで何回も、
「あんたに連れて行ってもらって良かった~。〇〇は何も知らんし、全然頼りにならん」
と弟を引き合いに出して、私をほめちぎっていました。
確かに半日くらい時間はかかったけど、整骨院と病院の連携がうまくできたし、段取りよく受診できたと思います。
さっき電話してみたら、母は今朝とは打って変わって元気そうな声でした。
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