教師も60歳を過ぎると「再任用」となり、民間の会社と同じように給料が下がるそうです。
それは多くの民間の会社と同じで、だいたい今までの収入より4割くらい下がるとのことです。
公務員でもなかなか厳しい数字ですね。
私が働いている学年にも、60歳過ぎて働いている男性の先生がいます。
手取りは20万を切っていると話していました。
今までと同じことをやっているのに…と面白くない様子。
他にも60歳を過ぎて働いている男性の先生がいますが、その先生は週に3日しか働いていません。
リュウマチの持病があるとかで、あまり無理をせず、細く長く働きたいと言っていました。
週3回の勤務なので、給料はもちろんそこまでもらえません。
でも、通知表とかもろもろの書類の作成はしなくていいのです。
つまり、あまり責任のある仕事はしなくていいということ。
これは楽ですよね。
今、教師はとても不足しているので、どんな働き方であれ働いてくれる人には働いてほしいのです。
週に3日でも2日でも助かる。
実際、私がこの仕事を始めた今年1月以降も、何人もの講師の先生が採用されています。
私も65歳まではフルタイムで今の講師の仕事を続けて、その後は週3日程度の勤務でもいいかなと思っています。
それは、健康で動くことができる日がもうあまり残っていないから。
80歳まで生きるとしても、あと20年あまりしか生きられません。
そう考えると、人生はあまりにも短いのです。
しかも、その20年間元気で動ける保障は何もありません。
病院のベッドの上にいるなら意味はありません。
もし、元気で20年生きられるとしても、たった20年で何ができるのでしょうか。
老後に備えてお金を貯めなければと身を削って必死になって働いて、
やっと退職していざ好きなことをしようと思ったら、
病気になって、体も動かなくなって、何も好きなことができないまま死んでしまう可能性は大です。
65歳以降、80歳まで15年。
その15年間は週の半分程度、健康とお金のために働く。
残りの日は友人と会ったり、趣味を楽しんだりしたい。
趣味?
私の趣味って何だっけ?
ブログも趣味の一つではあるけど。
他には何もない。
私くらいの年齢の人に趣味を尋ねると、
「えーっ、趣味~?何かな~?」
と言う人が多い。
子育てや仕事に追われて、趣味を見つける暇がなかったのかもしれません。
こんな時に
「私は〇〇するのが好き」
とはっきり言える人がうらやましかったりして。
まず趣味を見つけることが先決のようです。
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