ひとりっ子に対する偏見

職場にいる若い男性。

ほとんど一緒に仕事をする機会がなく、よく知らなかったのだが。

今日、数人の人たちがウワサしているのを聞いた。

仕事がいい加減なんだそう。

何かと手を抜くらしい。

で、その人がひとりっ子なんだそうだ。

「きっと、親に甘やかされてわがままに育った」

と言われていた。

周囲には、他にも30代のひとりっ子で育った男性もいるのだが、

この人は、周囲とうまくやっていくことができず、今だに浮いている。

私が昔いた職場で、40代のひとりっ子で育った男性がいたが、

気分屋で、仕事が忙しくなるとイライラして周囲に当たり、周囲も扱いに困っていた。

その人も、

「ひとりっ子で甘やかされて育ったから」

と言われていた。

なぜ、ひとりっ子は何かと問題視されるのか。

ひとりっ子がよくないと言われる理由はこんなところでしょうか。

① わがまま・自己中心的だと思われがち

  • 兄弟姉妹と「取り合う」「我慢する」経験が少ない=わがまま、という短絡的な見方

  • 実際には、性格より育て方や家庭環境の影響のほうが大きいです

② 協調性が育ちにくいと思われている

  • 家庭内で年齢差のある関係を学びにくい、というイメージ

  • でも現代では、保育園・学校・習い事など家庭外の集団経験が十分にあります

③ 甘やかされている印象

  • 親の関心が一人に集中するため

  • 実際は「期待もプレッシャーも集中する」ことが多く、楽とは限りません

④ 昔の価値観が根強い

  • 「兄弟がいて一人前」「家族は多い方がよい」という昭和的な家族観が残っている影響もあるでしょう。

性格や社会性を決めるのは

  • 家庭の雰囲気

  • 親の関わり方

  • 学校や周囲の大人との関係

であって、兄弟の有無そのものではありません。

「ひとりっ子=かわいそう」「ひとりっ子=問題がある」という見方は、もう時代遅れでしょう。

ひとりっ子は、一人で過ごす時間が長いため、集中力が高いともいわれています。

また、少人数での関係性を大切にできるそうです。

むしろ今の社会では、自分で考える力を持つひとりっ子の特性は、大きな強みになるのでは。

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