食糧危機が心配だからと食品を備蓄するにも限度がありますよね。
「食糧危機が来るらしいよ」と聞いたとしても、
「備蓄すると言ってもね…。何からどうすればいいの」と途方に暮れるのが普通です。
備蓄は適度にしておき、これからは、自宅で野菜などを栽培するのも一つの手ではないでしょうか。
トマト、キュウリ、ナスなどもよいですが、これは土づくりや手入れなどをきちんとしなければならず、初心者にはハードルが高いです。
カンタンに素人でも栽培できるものとして、菊芋がよいとの話を知人から聞きました。
メルカリで見てみると、苗や種芋、チップスなど、どんどん売れていました。
すでに注目されているのですね。
菊芋をご存じでしたか?
最近では血糖値を下げるイヌリンという成分があるとのことで、注目されているとか。
菊芋について調べてみました。
菊芋とは
北アメリカ原産のキク科ひまわり属の多年草です。
高い栄養価を誇り、スーパーフードとして注目されています。
鉢植えやプランターでも育てることができ、初心者でも育てやすいと言われています。
病害虫に強く、無農薬で育てることができるそうです。
育て方
種芋を植え付けて育てます。
植え付けの時期は4月ごろ。
植え付けてから約2~3週間で発芽します。
鉢植えの場合は深さ30㎝以上、直径40㎝以上の鉢やプランターに1株植え付けるのが目安。
菊芋は大きく成長するので、株同士の間隔を広く開けましょう。
地植えの場合はほぼ水やりは不要です。
非常に成長力の強い植物なので、雨だけで大丈夫だそうです。
収穫と保存方法
茎が枯れて、11月~3月の間に行います。
収穫した菊芋は、常温では1週間ほどでカビが生えてしまいます。
土の中に入れておけば長期保存が可能なため、食べる分だけ掘り起こすとよいでしょう。
調理法と調理例
味と香りにクセがなく、ほのかに甘味があり、生ではシャキシャキ、加熱するとホクホク、ねっとりした食感に変化します。
泥をよく洗い落とすだけで、皮をむく必要はありません。
主な栄養分であるイヌリンは水溶性なので、ゆでると溶けだしてしまいます。
スープや味噌汁など、汁ごと食べるメニューがよいでしょう。
生のまま、サラダ、あえ物に。
油と相性がいいので、炒め物にもいいです。
漬け物にもおすすめです。
まとめ
菊芋、今まで食べたことがなかったし、馴染みのない食品でしたが、調べてみると意外や意外。
初心者でも育てやすく、マンションのベランダでも育てられ、調理も簡単、色々な料理にアレンジ可能、といいとこずくめのようです。
食糧危機が来るかどうかはわかりません。
ただ、確実に物の値段はどんどん上がり、私たちの生活はおびやかされています。
自給自足できる力をつけておくことは自分を守ることになります。
ただ恐れるのではなく、自分にできることを確実に、賢く恐れましょう。
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