販売の仕事をしている人、また直接モノを売るのではなくても、お客さまに対応する仕事をしている人。
この『6大顧客心理』をご存じでしょうか。
私は過去にモノを売る仕事をした経験があり、今の介護という仕事もいわゆるサービス業です。
客という相手ではありませんが、対人間であることに変わりはありません。
お客さんには6つの心理があり、この心理を理解しうまく活用すれば、お互いが良好な関係になり、利益も生まれるということです。
では、この6つの顧客心理について説明します。
歓迎
自分が受け入れられ、気持ちよく迎えられたいという心理。
店員がにっこりと笑って、「〇〇さま、いらっしゃいませ」と言われるのは、お客にとってやはり気持ちのいいこと。
この名前を呼ぶ(ネームコール)ということが大切なんだそうです。
独占
自分1人で相手を独占したいという心理。
対応してくれていた店員が他の人の所に行ってしまったりすると、いい気はしませんよね。
「買わないと思われたのか」とイヤな気持ちになって、多分店を出るでしょう。
優越
他の人より優れていたいという心理。
他の人よりいいものを手に入れたい、先に新しいものを手に入れたいという心理は誰にでもあります。
真似
いいと言われているもの、いいと思っている人の真似をしたいという心理。
YouTube動画で観た〇〇が欲しい、SNSで評判だったものが欲しいなどと言うのも、この真似ですね。
損をしたくない
メリットのあるものを求める心理。
買ったことによって、損したと思いたくないのは当たり前です。
自分本位
自分の物差しで世の中が回ってほしい。
自分だけが珍しいもの、新しいものを手に入れたいと思う心理のことです。
まとめ
簡単に言えば、顧客の心理というのは、
『自分を歓迎してくれて、珍しい、新しい、良さそうなものをいち早く勧めてくれて、それを手に入れて、価値を感じたい』
ということでしょうか。
この顧客心理をうまく利用すれば、ものすごい売り上げをあげることができる販売員になれるかもしれません。
販売の仕事でなくても、営業の仕事やサービス業でもこれは生かせるのではないでしょうか。
そして、顧客に対する対応で大切なのは、表情を場面によって変える、つまりメリハリをつけることで、顧客からの信頼を得られ、説得力が生まれるそうです。
顧客に慣れる(なれる)ことは、なれなれしさにつながるということも忘れずに。
コメント