押し入れの奥に眠っているアルバムたち。
ほとんどが子供たちを写したもの。
今日、それらの場所を移した。
IKEAの収納に入れて、クローゼットの下のデッドスペースへ。
移す時に、ついつい誘惑に負けて、中を見てしまった。
最初に見てしまったのが、実家の母が次男を沐浴させている写真。
生後8日目で、産院から家に帰ってきて、初めて母がお風呂に入れてくれた時。
母のにこやかな顔と、次男の気持ちよさそうな顔。
なぜか涙が出てきた。
その下には、その5日後に元夫が次男をお風呂に入れている写真も。
それから、パラパラとたくさんの写真を見た。
長男と次男が運動会の時に2人仲良く写っている写真があったので、それだけ取り出した。
多分、4年生と2年生くらいかな。
とてもとてもかわいい。
今はデジタルで写真を保存する方法があるけど、昔は分厚いアルバムに貼るしかなかった。
場所をとるし、いずれはゴミにするしかない。
子供たちも写真を欲しがらない。
このままこの家で保管するのか、捨てるのか。
自分自身の写真は処分できる。
でも、子供たちの写真はどうしても処分できない。
どれひとつとして、不要だと思う写真はない。
1枚1枚にかけがえのない思い出が詰まっている。
60歳を過ぎて、本当なら、こういうものも断捨離しなければならないけど、
私はこのままアルバムたちをそばに置くことにした。
子供たちには迷惑かけるかもしれないけど、やっぱり捨てられない。
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