ゴールデンウイークも終わり、明日から仕事という人も多いかと思います。
私は療養型病院で、介護福祉士として働いています。
私が勤めている病棟ではまったく残業がありません。
皆、定時の17時ぴったりに帰ります。
もしも仕事が終わっていなければ、終了の少し前に上司が残務を尋ねて他の人に振ったりして、少しでも早く終わるように指示します。
しかし、別の病棟ではなかなか定時で帰れないところもあるようです。
話を聞くと、別に忙しいわけでもないのに、さっさと帰りにくい雰囲気なんだそうです。
ついダラダラと仕事したり、しゃべったりして、15分とか20分とか残業代にもならないほどの居残りをするそう。
時間がもったいないなあと思います。
これこそ、時間の無駄遣い。
しかし、先輩が帰らないと、後輩は帰りにくいというのはあるんでしょう。
私が昔々、勤務していた事務系の仕事では、お局さまが帰る用意を始めなければ、他の人たちは帰れないという暗黙の了解がありました。
17時が定時なのに、15分とか20分くらいは絶対残業。
しかも、月末は締めの関係で、必ず3時間程度は手当の出ない残業をすることになっていました。
今の病院に勤務する前に働いていた介護施設も、残業は常態化していました。
まず、30分以上前に職場に着いて、制服に着替えておかないといけない。
始業30分前から引継ぎがあるからです。
そして、終業後も記録があるので必ず残業。
勤務時間内に記録ができればいいのですが、忙しくて無理だったのです。
毎日当たり前のように、朝夕1~2時間残業するのです。
もちろん手当なし。
おかしいと皆思っていたけど、誰も声を上げる人はいませんでした。
最近の会社はよく知りませんが、昭和時代の会社は残業が当たり前でした。
残業しないとやる気がないと見なされました。
上司からも残業しないと認めてもらえない雰囲気でした。
遅くまで残れば残るほど、仕事を頑張ってるという雰囲気を出せた。
定時で帰ることなど決して許されませんでしたし、実際帰る人もいなかった。
残業手当なんか出なかったので、会社側としては残業しても一向に構わないのです。
でも、よく考えてみればわかることですよね。
時間内に仕事を終わらせられる人が優秀だと思いませんか。
定時に帰って、自分の時間を充実させて、睡眠をしっかりとって、また翌日の仕事のパフォーマンスを上げた方が絶対にいいと思いますよね。
そんなわけで、今の勤め先はなかなかいい職場です。
休み明けはつらいけど、明日から仕事、頑張りましょう。
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