給食の今と昔。

焼きたてのパンとミルクの黒いガラス

自分の子供の頃の話、特に給食の話って、結構盛り上がりますよね。

私が小学生の頃というのは、もう50年くらい前なので今とは全然違います。

まず、ご飯というのはありませんでした。

薄い食パン2枚か、コッペパンか、ビスケットか。

コッペパンは種類が結構あって、黒糖入りとかブドウパンなんかもありました。

たまにソフト麺というのがあって、その麺をカレーの中に入れて食べるメニューが一番人気でした。

今はご飯とパンは半々くらいの割合で出ます。

パンは食パンが多いですが、コッペパンもたまにでます。

ソフト麺とかビスケットはありません。

この間、具は後載せでしたが、ちらし寿司が出ました。

昔は銀色の紙で包まれたマーガリンが出てましたが、今はジャムが多いです。

おかずは野菜スープ、サラダ、シチュー、カレー、肉じゃがなど普通に家で食べるようなメニューがたくさん。

デザートは既製品の桃のコンポートとか、果物ゼリーとか、果物ヨーグルトなどが出ます。

昔のメインのおかずは、くじらの肉を煮たのとか、ホウレンソウのお浸しとか、ジャガイモを蒸しただけで味のないのとか。

今思うと、質素なメニューでしたね。

デザートは普通のみかんか、冷凍みかんが多かったです。

ヨーグルトなんてまだなかった時代でした。

今の牛乳はストローが使用禁止になっていて、パックを開けてそのまま口をつけて飲むようになっています。

これにはちょっと驚きました。

私が小学校1年生の時までは脱脂粉乳が1日おきに出ていて、それが死ぬほどまずかった。

牛乳も好きではないけど、まだマシです。

今はデザートがある時だけ、スプーンがついています。

箸を持参しないといけません。

昔はどんなメニューでも先が割れたスプーンがついていたんですけどね。

昔はアルミの食器で、下にナプキンを敷いて食べていました。

今はプラスチックの食器だし、トレイに載せて運びます。

今まで自分が作ったお弁当を持参していたので、昼食を自分で用意しなくていいというのは本当に助かります。

給食費も1ヵ月5000円ほど。

安いし、栄養バランスはとれてるし。

ご飯は少し多いので半分残すようにしています。

パンも1枚は残すようにしています。

というのも、最近太ってきたのに気付いたから。

多分、介護の仕事をしていた時に比べて、運動量が全然違うからでしょう。

介護士をやってた時はほとんど一日立ちっぱなしで、オムツ交換したり、ナースコールの対応に追われたり。

万歩計で計ったら、一日一万歩以上歩いていました。

今はほとんど座っていて、歩くことはほとんどない。

それなのに給食はしっかり食べるから太るのでしょう。

でも、給食ってやっぱり楽しみなんですよね。

子供たちと同じように

「今日の給食、何かな」

と先生たちも毎日話したりしています。

 

 

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