映画に行った話
キムタクの『レジェンド&バタフライ』を観にいきました。
日曜日にしては観客は少なかったです。
3時間もあって、ちょっと疲れました。
織田信長と濃姫との話が中心の映画。
今からご覧になる方もいると思うので…。
家に帰って調べてみると、濃姫については記録がほとんどなく、その人生はベールに包まれているそうです。
でも、これだけたくさんのドラマや映画で扱われているので、人気がある女性なんですね。
綾瀬はるかさんにぴったりの役柄でした。
キムタクもやっぱりカッコよかった。
一緒に映画を観た友人の話
以前、同じ介護施設で働いていた女性と一緒に観に行ったのですが、
その彼女は今月から訪問介護の仕事をしています。
まだ始めたばかりなのですが、さっそく訪問したのは特徴ある家ばかり。
夫婦とも障がい者の家庭は、2時間で掃除と夕食のおかずを6品作らないといけないらしい。
また、親の財産で豪邸で悠々と一人暮らしをしている60代の女性は、とにかく家がものすごく汚くて毎回毎回掃除が大変らしい。
おかずを6品作れって、なかなか大変です。
ほとんどの家は掃除が行き届いてなく、はっきり言って汚いとか。
しかも寒いらしい。
訪問する時間はバラバラなので、1軒仕事が終わっても、次の仕事まで中途半端に時間が空くことも多い。
午前中は仕事がなく、夕方から1軒だけしかないとか、なかなか時間がうまく回せない仕事らしい。
移動時間も時給に入るけど、どうしても15分くらい早めに行って待機するし、その分が請求できないので、もったいないとか。
やっぱり施設で働いた方が時間に無駄がないし、稼げるようです。
時給は安いし、夜勤もないので、このままでは彼女は大幅な収入減になるらしい。
それなのに、母子家庭の娘と孫の生活を案じて
「少し落ち着いたらバイト探して、娘に少しでも援助したい」
なんて言っていました。
娘さんは自宅でネイリストをやっているのですが、ネイルだけでは稼げないので夜スナックで働いているらしいのです。
孫は今年中学生。
今後高校、大学とさらにお金がかかるでしょう。
でも、母子家庭なら児童手当も出るし、娘さんがもっと働き方を考えればいいと思うのです。
「私も母子家庭だったけど、親は援助してくれなかったし、児童手当とかあるからそこまで援助しなくていいんじゃない。体壊すよ」
私がそう言うと
「そうなんだけどね…」
と彼女。
今までも多分、娘さんに援助してきたのでしょう。
彼女は60歳をとっくに過ぎているし、自分の老後を考えなければいけない年齢。
それなのに娘や孫の心配をしている。
孫もいない私にはわからないのですが、こういう気持ちになるものなんでしょうね。
でも心配するのは当たり前だけど、援助をすることが娘のためになるのでしょうか。
私もいらぬ世話だったかもしれないけど、彼女を見ていると心配でたまりません。
こういうのを『おせっかい』というんでしょうね。
コメント