やす子さんと子供の貧困

24時間テレビ『愛は地球を救うのか?』が今年も終わりました。

やす子さんが24時間マラソンに出場し、児童養護施設に寄付する枠を別に設け、それがかなりの金額の募金を集めたそうです。

彼女自身が児童養護施設出身であること、極貧時代があったことなどを初めて知りました。

高校を卒業後、教師の勧めで自衛隊に入り、3食きちんと食事ができるようになったそうです。

やす子さんは老若男女問わず好感度が高いそうです。

苦労した過去があったのに道を逸れず、明るく飾らないキャラで皆から好かれています。

やす子さんは小さい時に両親が離婚し、母親に育てられたそうです。

しかし生活は困窮を極め、食べるものもろくになく、テレビや洗濯機もない生活。

その後、母親との関係が悪くなり、自ら児童養護施設に入ったとか。

母親のネグレクトが原因だったと言う話もあります。

最近、夏休みになると給食がないので食べるものにも困る子供がいるという話を聞きます。

どうして、子供が食べるものに困るような生活を強いられるのでしょうか。

母親が非正規だからでしょうか。

私が離婚した時、私自身も非正規でした。

子供は2人で1人はまだ未就学。

その後正社員になれる仕事を探して転職したけど、給料は手取り13万程度、ボーナスは10万程度。

児童手当が頼みの綱でした。

古い狭い家に住み、決してぜいたくな暮らしはできなかったけど、ご飯だけはちゃんと食べさせた。

子供を育てるということは、ご飯をちゃんとお腹いっぱい食べさせることだと思います。

そんな最低限のことさえできない人が母親と名乗ることはできないと思います。

人それぞれ事情はあると思いますが、何を置いても子供を食べさせることが一番。

そのためにシングルマザーは転職を頑張ったり、家賃の安い所に住んだり、できる努力はすべき。

手続きをすれば、自治体の補助も得られるし、生活保護という方法もあります。

ご飯を食べられない子供の話を聞くと、私は胸が締め付けられるような気持ちになるのです。

 

 

 

 

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