年賀状 今年出すかやめるか。

ここ数年、もう年賀状出すのやめようかなあと思うことが多くなりました。

若い人は年賀状なんか書いたことないという人が多いらしいですし、私の周囲でもやめていく人が多いです。

年賀状をやめたい理由はこんな感じでしょうか。

年賀状を書くことが精神的に負担になる

11月も半ばを過ぎるとこんなことを思います。

「そろそろ年賀状どっかに頼まないと…」

「どこに頼んだら安いの?」

「お店?コンビニ?ネットが安いかな?」

頼むところが決まっても、今度はデザインで悩む。

来年の干支を使うのがいいのか。

ハッピーニューイヤーなのか、あけまして…なのか。

レイアウトはどうする?縦書き?横書き?

出来上がるまで結構悩みます。

そして出来上がって手元に届いたのに、書き始めるまでなかなか腰が上がらない。

早く書かなければ今年中に届かないとわかっていてもやる気が出ない。

たった30枚程度でこれですから。

でも、いざ書き始めると早くて、あっという間に終わります。

だって30枚ですからね。

今年はもっと少なくなって25枚で頼む予定です。

年賀状は意外と高い

まず基本料金がかかります。

それからプリント料金。

これは写真仕上げ、印刷仕上げが選べるようです。

写真仕上げは鮮明ですが、料金は倍以上です。

それにハガキ代が63円もかかります。

ハガキ代、高くなりましたね

早期割引があると宣伝しているところを見ると、印刷代金を半額程度にしているところが多いです。

早期割引を使って30枚ほどでも、だいたい4000円~5000円程度かかります。

年賀状だけのつきあいの人がいる

学生の時から30数年やりとりしている人。

昔々同じ職場だった人。

毎年「会いたいねー」とメッセージは書くけど、決して会わない、会えない、会おうと努力しない相手。

もはや相手の近況などどうでもよくなっているのに、来るので出すしかない。

毎年、私が年賀状を出して数日たってから送ってくる友人がいました。

学生の時だけのつきあいで、遠方にいるし、もう会うこともない人でした。

私が出さないと送ってこないということは、相手は年賀状をやめたがっているのではと数年たってやっと悟りました。

そして、その年試しに年賀状を出さなかったら、見事にその人から年賀状は来ませんでした。

相手もやめたかったんですね。

寂しいわ…

年賀状をやめるきっかけがない

年齢を重ねると、年賀状を書くという作業も負担になってくる人も多いのでは。

私は書くことが好きなので、裏は印刷しますが、必ずメッセージを手書きで入れますし、宛名は筆ペンで一枚一枚書きます。

裏も表も完全に印刷で、メッセージもないような年賀状を送ってくる人を心の中では軽蔑していて、こんなの業務連絡だと思っています。←こういう人が最近多い。

一年にたった一回のものだし、せっかく書くんだし、縁起ものだからこそ、丁寧に心を込めて書きたいと思っています。

その心がけは我ながらよいと思っているのですが、それゆえ、年賀状を書き始めるまでなかなか腰が上がらないのです。

単純に年賀状がなくなると寂しい

1月1日にポストを開けて年賀状がそこにある時、何かワクワクしますよね。

実はこれが年賀状をやめられない大きな理由だと自分では思います。

ざざーっと見て、あれっ?あの人から来てないわと思ったり。

何もメッセージないね、ふーんと思うことも多い。

孫の写真入りで来たりすると、モヤモヤする。

まあそれでも、届いた年賀状を見る時は何となくワクワクするのです。

だから年賀状はやめられない。

「還暦を迎えたので、年賀状を卒業します」

こんな風に書く日が来るかと思っていましたが、多分私は自分で字が書けなくなるまでは年賀状を書き続けたいと思います。



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