以前の住まいは大きな押し入れが2つあり、クローゼットも小さ目でしたがありました。
またタンスを3棹持っていました。
マキシマリストの私はたくさんのモノを持っていましたが、収納に困ったことはありませんでした。
現在の住まいに引っ越す前、リノベーションして押し入れを撤去し、クローゼットを新設しました。
押し入れに入っていた洋服以外のものの行き場がなくなってしまったのです。
そこで私が物を減らす為にしたこと。
まずタンスを2棹捨てました。
着なくなった服をメルカリで売ったり、捨てたりして手放しました。
でも、完全ではなく、手放すことができない服もたくさんあり、それはまだクローゼットに眠っています。
例えば今現在ほとんど着る機会のない、スーツとかジャケット類はまだ手元に置いています。
1枚買ったら1枚手放すとか、1枚買ったら2枚手放すなどの方法がよく紹介されていますが、「手放す」ということに必死になりすぎていることもあるのでは。
私は手放した後で、「捨てなければよかった」と思うことも少なからずありました。
少しでも迷いがあるなら、しばらく置いておいていいのではないでしょうか。
そして、たくさんの収納ボックスを手放しました。
プラスチック製の昔からよくあるタイプの衣装ケースです。
以前は衣替えの時期になると、押し入れからそのケースを出し、服を取り出して、代わりに洗濯の終わった服を収納して、ということを繰り返していました。
押し入れがなくなったので、そのケースを入れる場所がなくなったということもあるのですが。
クローゼットを作ったことにより、ほとんどすべての服をクローゼットに収納することにした為、衣装ケースを手放すことができました。
このプラスチックのケースがいかに場所をとっていたのかがよくわかりました。
他にも100均で買ったプラスチックケースを大量に処分しました。
収納に使うといいながら、実はそのものが場所をとっていたのです。
100均のケースはチープなので、愛着がわきにくく、またしばらくすると同じ規格やデザインのものを購入できなくなってしまうので、トータルで見るとちぐはぐな見た目になりがちです。
安いからとか、あそこにいるかなと思い、安易に買い、どんどん増やし、結果的に捨てることになってしまったことを後悔しました。
そして、長年集めていた色々な雑貨類を一部人に譲り、他は箱に入れて片付けました。(これは捨てられなかった)
雑貨類はすっきりとした部屋に、少しだけ飾られているからこそ、「映える」のです。
たくさん好きなものを飾っても、それは自己満足にすぎず、他人から見るとただごちゃごちゃしているだけということに気づきました。
好きな雑貨を飾る場所は一か所だけに決める。
例えば3個、物を飾る時は真ん中のものに高さを出し、三角形を意識して飾るといい感じに落ち着くらしいです。
また、食器が大好きで、益子焼や有田焼、波佐見焼などをたくさん集めていました。
それも今の好みに合わなくなったものは捨てたり、人に譲ったりして厳選しました。
景品でもらった皿やグラスなども捨てました。
手の届かない食器棚の上部分は空になり、数が減ったので重ねなくなり、取り出しやすくなりました。
最後、一番の難敵はアルバムとビデオテープですね。
息子二人は家を出る時、写真を一枚も持っていきませんでした。
卒業アルバムさえも、です。
男の子ってそんなものでしょうか。
知人が60歳を機にアルバムを全部捨てたと言っていました。
「だって見ることないよ」とその人は言ってました。
確かに。
また別のアラ還の人は、アルバムを整理して、二人の子供それぞれの写真を分け、100均のアルバム数冊に入れ直したそうです。
「まだ、本人達には渡してないけど、私が死んだときに」とその人は言っていました。
私もまだ手をつけてないけど、アルバムを整理して、二人の息子用にアルバムを作りたいと思っています。
でも、息子たちがかわいすぎて、子供の頃の写真を見ると泣けて泣けて仕方がないので、この作業はしばらくできそうにないのです。
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