中高年が集まると、話題は年金と健康のことばかりだと聞きます。
最近は物価も上がって、ますます生活は厳しくなるばかり。
お金の不安は尽きません。
でも、やみくもに心配してもしかたない。
『心配』というのは何もしないから、起こるのだと聞いたことがあります。
では、どうすればいいのか?
まずは、老後の生活が毎月いくらかかるのかを計算することです。
私の場合であれば…
生活費が毎月最低15万円。
予備費が年間10万。
年金が年間120万。
すると、20年間で約1400万不足。
というようにまず、だいたいの必要な金額を出します。
次に、生活防衛資金、つまり最低2年分の生活費360万円は定期預金などで確保。
資産の3割は債券型の投資信託などで運用。(リスクの低いもの)
これは、10年以内の取り崩し用です。
残りはNISAでインデックスファンドに投資。
これは老後後半に備えた長期的な資産形成用です。
そして、70歳以降は株式の比率を減らし、債券や現金の比率を増やします。
それから、年間2~3%ずつ取り崩す計画をたてます。
後は健康を維持するための運動や食事改善、通院など。
また、節約を意識し、固定費の削減を定期的に行うことです。
よく言われていることですが、リスクとリターンのバランスをとりながら、資産を守りつつ運用することが大切なようです。
だいたいの老後の生活費と不足額、資産の運用方法や見通しなどがざーっとでもわかれば、
少し不安が薄れるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
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