結婚式場の自己破産

福岡県久留米市に本社を置く、アルカディアという結婚式場が自己破産したそうです。

コロナで業績が落ち込み、その後回復が難しくなっていたところに、元社長らがコロナの雇用調整助成金をだまし取っていたことが発覚。

元社長らは逮捕され、対外的な信用が失墜し、先行きの見通しがたたなくなったそうです。

負債は40億以上とも。

そもそも、少子化や非婚化による婚姻数の減少、挙式・披露宴を行わないカップルの増加、ホテルやレストランなど会場の多様化も進んでおり、結婚式場業界は厳しい状況になっていると言われています。

結婚式場は施設などの先行投資が必要なため、売り上げ減少が財務圧迫に直結しやすいそうです。

このニュースを聞いてすぐ、知り合いがここで結婚式を挙げると言っていたことを思い出しました。

人づてに聞いてみると、何と今度の土曜日。

本人たちは事前に何も知らされておらず、報道でこのことを知ったそうです。

式場側は「弁護士に一任している」とのことで、

結婚式場に問い合わせすることもできず。

ただ急ぎ、招待客に連絡をとるくらいしか今はできない状態。

何とか同じ日、時間帯、同じ地区内で式を挙げてくれる式場が探せないものでしょうか。

結婚式場に勤めていたことがある友人の話では、

「意外と2月から3月頭にかけての挙式は多い。異動前に挙げようとする人が多いため」

らしいので、代わりの式場を見つけるのは難しいでしょう。

また、前撮りした写真なども、結婚式場を通して受け取るものなので、受け取れない可能性が高いらしい。

結婚式場が写真屋にちゃんとお金を払っていればいいのですが、未払いの場合は本人たちに渡せないそうです。

前金もいくら入れているかは知りませんが、戻ってはこないでしょう。

本当に何と言えばいいのか…。

ただ、腹立たしいばかりです。

何とか気を落とさず、前向きになってほしい。

 

 

 

 

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