服にまつわるあれこれ

服を買わない人が増えているらしい。

古いデータだが、1991年の1か月の服の購入額は、6,671円。

2024年は3,336円で、半分になっている。

主な原因は『節約』だと言われている。

食品の値上がりがすごいので、服にまで手が回らないというのはあるだろう。

良質な中古品がメルカリなどで出回っているので、そういうものを購入する人が増えているのも一因。

服で自分を表現する人が減ったのかもしれない。

DCブランド全盛期の頃は、上から下まで真っ黒のファッションに身を包んだ人や、奇抜なファッションの人をよく見かけた。

服を見て、「オシャレな人だな」と思う人が多かった。

ファッションで自分を表現していたのだろう。

でも、最近は無難というか、没個性の人が増えたように感じる。

本当のお金持ちは、無難な服のように見えて、数万円、数十万の服を着ているらしいが。

今年オシャレだなと思って買った服が、翌年見ると、色あせて見えるというのはよくあること。

服はシーズン後に捨てて、翌年新しいものを買った方がいいのではないかとさえ思う。

服のサブスクなんかは、その点理にかなっていると言える。

毎月3枚とか、4枚とか服を送ってきて、着て、返すと言うシステム。

が、月額利用料は結構高いし、全然好みじゃない服が来たら困るなとも思う。

クローゼットを見ると、たくさん服はあるのに、着るものがないという現象も不思議。

捨て活して、服を数枚に厳選すれば、着たい服だけになるかも。

確かに、確実に着る服だけを所有するというのは大切。

服というのはいくらあっても欲しくなるものだし、こだわればきりがない。

高いものを求めればいくらお金があっても足りない。

我が家には、20年位前に購入した黒のロングコートがいまだに捨てられず、眠っている。

着れないこともないけど、やっぱり着ない。

でも、10万くらいしたものだし、今のコートに比べると作りがよくもったいなくて捨てられない。

捨てられないものは、無理に捨てなくてもいいと思っている。

捨て活、捨て活というけど、どうしても捨てられないものを無理に捨てる必要はないのでは?

ちゃんと管理できるのなら所有してもいいと思う。

私はやっぱり服が大好きだし、買わなくても見るだけで楽しいのが服なのです。

 

 

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