158センチの男性はなぜ結婚できなかったのか

先日、スレッドで158cmの男性が、「自分が結婚できなかったのは、身長が低かったからだと思う」という内容を投稿しているのを見ました。

158cmといえば、男性としてはかなり低い身長です。

「男性は身長が高いほうがモテる」とよく言われますが、実際のところ、身長は結婚にどのくらい影響するのでしょうか。

調べてみると、なかなか興味深いデータがありました。

身長が低い男性は、やはり不利なのか

2026年、IBJ結婚みらい研究所が、結婚相談所で活動した男性のデータを分析しています。

男性の身長別の成婚率を見ると、

160cm以下……27.6%
162cm……32.3%
172cm……37.4%

となっていました。

少なくとも結婚相談所で活動した人たちについては、身長が低い男性ほど成婚率が低いという傾向が見られます。

これを見ると、「身長なんて結婚には関係ない」とは、さすがに言えないようです。

では、158cmの男性が「自分が結婚できなかったのは身長のせい」と考えるのは、正しいのでしょうか。

年収が高いと、身長による差は小さくなる

今回のデータで特に興味深かったのが、身長と年収を組み合わせた場合です。

160cm以下の男性でも、年収850万円以上になると成婚率は41.8%。

一方、172cm以上で年収850万円以上の男性は43.9%でした。

つまり、高年収の男性では、身長による成婚率の差がかなり小さくなっています。

もちろん、「年収850万円あれば身長は関係ない」という単純な話ではありません。

でも、これは面白いですよね。

身長という変えられない条件が一つあったとしても、年収など別の条件によって状況は変わる。

結婚相手を選ぶとき、人は一つの条件だけを見ているわけではないということなのでしょう。

158cmだから結婚できなかった、とは言い切れない

その男性が実際にどんな婚活をしていたのかは分かりません。

どんな女性を希望していたのか、年齢や年収はどうだったのか、どのくらいの人数と出会ったのか。

そういうことが分からない以上、「158cmだったから結婚できなかった」と断定することはできません。

もちろん、身長を条件にする女性はいるでしょう。

「できれば170cm以上の男性がいい」という女性もいます。

婚活ではプロフィールに身長が数字ではっきり書かれているので、最初から条件で判断されてしまうこともあります。

そう考えると、158cmの男性が婚活で不利になる場面があることは、十分考えられます。

でも一方で、身長以外にも、年収、年齢、外見、清潔感、性格、会話のしやすさ、相手に求める条件など、いろいろな要素があります。

「自分では変えられないもの」だけを原因にしない

個人的に、この投稿を見て思ったのは、

「自分が結婚できなかったのは身長のせいだ」

と決めてしまうのは、少しもったいないのではないかということです。

身長は変えられません。

だから、「身長が低いから不利だった」と思えば、それ以上どうしようもないように感じてしまいます。

女性とうまくいかないことがあると、身長のせいにしてしまう、そんなこともあったかもしれません。

何でも身長のせいにして、卑屈になっていたかもしれません。

でも、年収や仕事、服装、清潔感、コミュニケーション、出会い方、相手に求める条件など、身長以外には変えられるものもあります。

実際、IBJのデータでも、160cm以下の男性がすべて結婚できないわけではなく、高年収の層では成婚率が大きく上がっています。

だから、

「身長が低いから結婚できない」のではなく、

「身長が婚活における一つの不利な条件になることはある」

くらいに考えるのが、実態に近いのではないでしょうか。

158cmという数字だけで、その人の結婚の可能性まで決まるわけではありません。

結婚って、結局はたくさんの条件が組み合わさって相手との相性が決まるもの。

身長もその一つではあるけれど、人生の結論を決めるほど単純なものではないんだなと思いました。

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