私は3年前に築33年の中古マンションを購入しました。
それまでは家賃6万円の2LDKに住んでいました。
そこに住み始めた頃は長男と同居の予定だったので、ある程度の広さが必要でした。
しばらくは長男が家にお金を入れていたので、家賃もそれほど負担ではありませんでした。
しかし3年ほどたって長男が転勤になり、私が一人で暮らすようになると、部屋を持て余し、また家賃も負担になってきました。
給料が16万円前後なのに、家賃6万円は厳しく、ボーナスで赤字埋めをしていたような状態でした。
このままでは貯金もできないし、年金生活になったら到底家賃は払えない。
また住むところを探さなくてはならない。
そこで、新聞のチラシで私でも買えそうな中古マンションを探し、数件内覧しました。
年齢的にローンも申し込めないし、貯金もほとんどない私でも買えるマンション。
そして、築年数はかなり古いけど、立地が良く、手頃な価格の今のマンションを見つけました。
築年数は納得の上で買ったので、古いということは仕方ないけど、後悔ポイントがいくつかあります。
その後悔ポイントをお話したいと思います。
エレベーターがないこと
購入したマンションは4階建てで、私は3階に住んでいます。
3階でぎりぎりよね…と思いながら購入しましたが、実際3階はアラ還には結構キツイ。
仕事から帰ってくるとき、膝が悲鳴を上げます。汗
大きな重いものを運ぶのは、ちょっと考えます。
仕事が休みの時、ゴミを出しに行くのもめんどくさいです。
この階段で足を鍛えて老化防止しよう、とちょっと負け惜しみで思っています。
給湯器が電気温水器であること
これは、完全に私の認識不足でしたが、このマンションは電気温水器でお湯を沸かすタイプでした。
今まで、ガス給湯器のところにしか住んだことがなく、電気温水器かもしれないなんてまったく考えていなかったのです。
電気温水器は深夜電力を利用してお湯を沸かすものです。
タンクに水を貯めて沸かすので、お湯に限りがあります。
来客があったりしてたくさんお湯を使ってしまい、使い切るとその日はもうお湯が使えないのです。
しかも、水道の圧力を使って蛇口からお湯を出せないので、水圧がどうしても低くなります。
シャワーの水圧が弱くて、ヘッドを交換したりもしましたが、満足いくような結果にはなりませんでした。
しかも電気温水器は機器自体の価格が高いのです。
マンションを買って1年後に電気温水器が故障してお湯が出なくなりました。
業者に見てもらうと、老朽化で交換するしかないとのことで、その価格は何と30万円でした。
お湯が沸かせなければお風呂にも入れないし、時間の猶予もなく必死で30万円払いました。
電気温水器はガスに比べて、10万以上コストが高いらしいです。
実家のガス給湯器は、交換時15万円くらいだったと聞きました。
しかし、電気温水器はガス給湯器に比べて寿命が長く、ガスが10年くらいに対して電気は20年くらいだそうです。
私は一人暮らしでお湯の使用量もそれほど多くなく、シャワーをあまり使わずにお湯を毎回張っているので、電気温水器であってもそれほど困ることなく使えています。
そして、毎月のランニングコストもガスに比べて安く感じています。
窓、網戸が老朽化していること
窓と網戸はマンションの共有部分だと聞きました。
共有部分ということは、勝手に自分で交換できないということです。
窓も網戸も今まで交換されたことはないようで、かなり古いです。
特に網戸は傷みが激しく、建付けが悪くなっています。
これはいつか交換してもらえるのか、自分で何とかしないといけないのか。
いつかはきちんと調べようと思いながら、そのままになっています。
まとめ
新築マンションを買えるなら、それが一番いいのでしょうけど、私のように貯金なし、年金暮らしが近いという人にとって、中古マンションは安価である点で理想的です。
中古マンションでも、管理会社がきちんと管理していて、大規模修繕が定期的に行われているようなマンションなら問題ないと思われます。
このマンションを買ってから、毎月管理費と修繕積立金だけの負担になり、住宅にかける費用が大幅に減りました。
住居への満足度も高いです。
総合的に見れば、中古マンションの購入は満足と言えるでしょう。
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