職場の同僚は休職中
職場の40代の男性が心の病気で休職中です。
私と同じ介護福祉士。
もう休んで3か月になります。
1ヵ月ごとに医師の診断書を提出して、延長しているようです。
きっかけは患者さんからの暴言。
それから、数人の同僚たちからの厳しい叱責。
もともと、仕事はできない人でしたが、人柄はとてもいい人でした。
いつもニコニコしていて、患者さんにも優しかった。
それだけに、色々と抱え込んでしまったのかもしれません。
私たち素人考えでは、じっくり休んで復帰したらいいと思うのですが、
あんまり休みが長すぎると、もう復帰できなくなるようにも思えます。
同僚たちも、最初は彼のことを話題にしていましたが、最近は最初からいなかったものとされている様子。
他の職員の話では
「今まで何人か心の病気で休職した人を見てきたけど、戻ってきた人はひとりもいなかった」
そうです。
心の病は長引くと言われています。
一旦、休職すると復帰しにくくなるのでしょうか。
もう復帰するきっかけがつかめなくなるのでしょうか。
心は自分でコントロールできる
心は自分でコントロールできるのだという話を聞きました。
イヤなこと、つらいことがあった時、落ち込むのは簡単です。
じっとその出来事を何十回、何百回も考え、堂々巡りに考えて、落ち込むこともできる。
でも、そんなことばかりやっていても何も解決しないし、自分の心がつらいだけ。
自分の心は自分でコントロールできるのだそうです。
イヤなことがあったら、
「よし、5分たったら落ち込むのはやめよう」
と決めるといいそうです。
ダメならもう5分延長する。
そうやって、少しずつ考えを変えていく。
ちょっとの心がけで自分の心を変えるのです。
自分でコントロールできないことにイライラしない。
他人の言動とか、今起きている事実とか、自分ではどうしようもできないことは気にしない。
イライラするより、自分の気持ちに余裕を持ち、
「仕方ないね」
くらいの気持ちで考えすぎないことです。
こんな風に考えられると、心の病気にもなりにくいかもと思います。
そもそもそういう風に考えること自体が難しいから、心の病気になってしまうのでしょうけど。
私自身もどうにもならないことを何度も何度も考えてしまうタイプ。
誰だって仕事には行きたくないし、仕事が自分の人生のすべてではないのです。
仕事のために自分の心を壊してしまうなんて、そんなバカなことはしないでほしい。
小屋暮らしをする若者たち
テレビを観ていたら、最近山の一部を買って小屋暮らしをする20代、30代の男性が増えていると特集していました。
職場の人間関係に疲れ、仕事を辞め、山の一部を50万から80万くらいで購入し、山に暮らす人たち。
自分1人でこつこつ小屋を建てている男性。
中には結婚して共に小屋暮らしをしている人も。
山の一人暮らしなら、必要な支払などを考えても、月4万円もあれば暮らせると言っていた男性。
その人の収入は、山の小屋暮らしをYouTubeにして配信するというもの。
これなら、会社にしばられることなく自由に生きていくことができます。
会社勤めが苦しくなったら、こんな生き方もあるのですね。
傷病手当金について
病気やケガで仕事ができなくなったら、いきなり無収入になるの?と心配になるかもしれません。
しかし、会社員であればほとんどの場合、健康保険組合から「傷病手当金」というものが支給されます。
金額は過去1年間の平均月収から1日当たりの収入を算出し、その3分の2が支給されるそう。
そして、それは1年6か月の間支給されます。
傷病手当金をもらいながら、ゆっくり休んで、また新しい生き方を考えるのもよいかもしれません。
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