フキハラとうのは、不機嫌ハラスメントの略。
フキハラとは不機嫌な態度をとることで、相手に不快な思いをさせたり、過剰に気を遣わせたり、
精神的な苦痛を与えることを言います。
不機嫌を表す態度だけでなく、不機嫌な感情そのものが他人の心に悪影響を与えるそうです。
不機嫌な人のそばにいるだけでも周囲がイヤな気持ちになるし、ストレスが溜まりますよね。
先日、この「フキハラ」についてテレビで特集していました。
夫婦間でフキハラがあった場合、何とすべての年代で男性の方が先に謝るそうです。
特に20代から30代前半の男性は、半数近くが先に謝るとか。
それは、「自分が困るから」
奥さんが不機嫌だととにかく生活しにくいし、困ることが多い。
だからちょっとくらい気に入らなくても、謝っておく。
その方が家庭がうまくいく、そういうことだそうです。
最近の若い男性は感心ですね。
意地になって無言で生活するより、さっさと謝っておこう、その方がラクだ。
そう考える方がある意味合理的だし、これが夫婦関係をよくする方法なのでしょう。
確かに、けんかなどは長引かせれば長引かせるほど、溝が深くなって修復が難しくなります。
ちょっとむかつくし、面白くないけど、まあ謝っておこうというのは大人の考え方ですね。
元ダンナはフキハラをやる人でした。
まだフキハラと言う言葉なんかない時代、私が軽く言った言葉に急にキレて、
私を徹底的に無視することが何度もありました。
とにかく意地が悪い。
私は必死で元ダンナの機嫌をとっていました。
あの頃はまだ自分も若かったからなー。
そのうち、元ダンナの魂胆がわかって、相手にするのはやめましたが。
あれが「フキハラ」だったのかと今考えても腹が立ちます。
こういうことって、相手の心に深い傷を残すものなんだなとつくづく思いますね。
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