マウントをとってくる人ってどこにでもいますね。
マウントというのは、相手より自分の方が優位だと見せつけるような言動のことです。
わかりやすく、夫や子供の自慢をする人。
こういう人は昔からいました。
昔はマウントなんて便利な言葉はなかった。
現代はかなり複雑になっていて、一見マウントには思えないけど、後からよく考えると
「ああ、あれはマウントとられたんだな」
と思うことがあります。
でも、私はマウントとられたかどうか、瞬時には気づかない鈍い人間。
というか、マウントとったとか、とられたとかそんなことはどうでもいいと思っています。
私より優位に立ちたいならば「どうぞ」と思っている。
だから、マウントらしき発言をされた時は
「へえ、すごいですね」
ととりあえず言っておきます。
めんどくさいので、同じ土俵では戦わない。
すぐに土俵から降りることにしています。
「へぇ~、そうなんですね」「へぇ~」
ととりあえず、相槌を打っておく。
質問したりしない。
質問は相手の思うツボ。
そして、自分の情報は与えない。
自分も戦おうとすると、それこそ自分も相手と同じ土俵に上がってしまうことになります。
そうすると自分もただのマウント女になる。
とにかく戦わない。
相手に勝たせる。
以前勤務していた病院で、異動していった年下の女性がいました。
気が強くて、いつも自分や家族の自慢ばかりしている人でした。
異動後に「お世話になりました」というLINEが来たのですが、その中の文章に
「いつも大人な対応で、すごいなと思ってました」
と書かれていました。
大人な対応。
つまり、私はその人を相手にしていなかったのです。
「すごいね」「エライね」「仕事ができるね」
とにかくほめ倒すのみ。
その人からイヤな言い方をされたこともありましたが、
「〇〇さんは仕事できるからねー。私は全然ダメ」
と言って、常に一歩下がるようにしていました。
そして、大人な対応という評価が下されたのです。
まあ、よかったのではないでしょうか。
張り合わず、とりあえずほめておく。
そうすれば、相手はそれ以上マウントしてきません。
しかも、相手はイヤな気持ちにもなりません。
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