隣の席の先生が、突然こんなことを話してきました。
「去年1年で投資で20万も利益が出たんですよ」
とても嬉しそうです。
20万って、元本がいくらかもわからんし、何%なの?と思ったけど、
「へぇ~、どこの銀行でやってるんですか?証券会社?」
と聞くと、給料が振り込まれている地方銀行だそうです。
「どんな銘柄を買ってるんですか?」
と聞くと、
「5つくらいに分散してるんですけどね…」
と言うだけで、具体的な銘柄はわからないらしい。
「銀行の人がいいっていうのを買ってるのよ」
ということらしいです。
こういう話をされた時、絶対否定はしないことにしています。
地方銀行や都市銀行で投資をすると、手数料がバカ高いとか、
何に投資するのか、担当者の言いなりになるんじゃなく、自分で勉強して買った方がいいとか。
多分、かなりの額を投資してるんだと思います。
でもそこに、手数料というものが発生していることに気づいていない。
ただ、利益ばかりに目が向いている。
ちなみに積立NISAであれば、購入時に手数料はかかりません。
売却時にも基本的には手数料はかかりません。(かかる銘柄もある)
ただ、持っている間ずっと「信託報酬」というものがかかります。
長期にわたって払い続けるものなので、これは少額でもバカになりません。
ですから、信託報酬が安いネット証券でNISAを買う人が多いのです。
教えてあげたいけど、素直に人の言うこと聞くような人じゃないしね。
お金のことって、もしもいい結果にならなかった時に、
「言う通りにしたら、こんな目に遭った」
とか恨まれそうだし。
彼女は全然お金に困ってないみたいなので、手数料なんて大した出費ではないんでしょう。
人は人、自分は自分ですね。
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