母は一人暮らし歴15年。
私は一人暮らし歴、トータルで10年くらい。
女友達にも一人暮らしの人が多い。
皆、生活を楽しんでいる様子。
寂しいとか、困ったとか言っているのを聞いたことはありません。
「気楽でいいわぁー」だけです。
しかし、体調が悪くなった時や防犯面で不安を感じることはあります。
心配なのは…
孤独死という問題ですね。
誰にも気づいてもらえず、ぽっくり死んでしまうかもしれません。
でも、それはそこまでの命だったと思うしかありません。
下手に助けられて、命だけはあるけど、寝たきりになることだってある。
それなら、誰にも気づかれないまま死んだ方が私はマシだと思っています。
ただ、孤独死してからあまり長い時間放置されると、後の処理が大変になるらしいので、訪ねてきてくれたり、連絡してくれる人を作っておくといいですね。
恐いレスキュー商法
それから特に女性なら、家の中の困りごと、不便なことなんかもありますよね。
先日ニュースでやっていましたが、レスキュー商法なるものがあるそうです。
鍵の閉じ込めとか、水漏れとか、トイレの詰まりとかの困りごとにつけ込む商法です。
鍵の閉じ込めをしてしまってあわてて、ネットで見つけた安そうな業者に頼む。
「鍵の閉じ込め6000円~」とか書いているのを見て、自分のところも6000円くらいでしてくれると思い込む。
しかし、6000円程度で開けられる鍵は昔々の鍵だけで、現在は5万円以上が当たり前だそうです。
そんなに高いものなのか…とちょっとショック。
テレビに出ていた被害者は鍵の閉じ込めで、何と14万円も請求されたそうです。
こういう商法が近頃多いそうです。
女性や高齢者を狙った汚いやり方です。
しかし、いざ鍵の閉じ込めやトイレの詰まりに遭遇した時、頼れる人がいればいいですが、いなかったらどうしたらいいのでしょう。
ネットで探した業者に頼むしかないし、頼んできてもらって高額な見積もりをされても、
「せっかく来てもらったから」
と頼むしかない状況になるのもわからないではありません。
いざという時
一人暮らしの私たちはどうすればいいでしょうか。
まず普段から、困りごとに遭遇した時、どこに頼むかを考えておくことが大切だと思います。
そして鍵は信頼のできる人に預けておくとか、職場に1本置いておくとかすればいいと思います。
水道関係などは、信頼のおける業者さんをどこか見つけておくといいかもしれません。
リフォームでお世話になった業者さんがいればそこに相談してみるといいかもしれないし、管理会社に連絡して相談するのもいいし。
それから友達同士助け合いましょう。
友達の息子さんや娘さんが助けてくれるかもしれません
友達に相談すれば、一人や二人、住宅関係の工事などをしている人などにたどり着く可能性はあるでしょう。
普段からの心構えが大切ですね。
孤独な男性
女性はこんな感じで一人暮らしをどうにかしながら、それでも楽しんでいる人が多いのですが、男性の一人暮らしは孤独な人が多いです。
私の友人のお父さんは今はもう亡くなりましたが、奥さんに先立たれ、施設に入るまでの数年間、わがままで友人をよく困らせたそうです。
食事を自分で作れないので、冷凍食品を買ってレンチンするように言っても、まったくしない。
弁当を持っていくと
「こんなものばっかり食べれない」
「オレなんかいない方がいいだろ。もう死んでやる」
など、寂しさからか『かまってちゃん』になってしまい、友人も対応に困っていました。
家事ができず、友達もいない人が多い一人暮らしの高齢男性は、孤独に陥ることが多いですね。
そして、わがままになり、子供を困らせる。
入院してくる高齢男性でも、子供はいるのにまったく交流がないという人も多いです。
子供がいればまだいいけど、いない人はどんどん孤独になっていく。
皆が皆ではありませんが、女性は総じて家事がだいたいできるし、人づきあいもそこそこしている人が多い。
男性の孤独死が多いのも、家事ができず、人づきあいをしないからです。
寂しいと早死にするというのは統計上わかっているとか。
これからまだまだ高齢化は進みます。
男性も家事ができるようになりましょう。
そして、一人で元気に生きていける力をつけましょう。
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