担任ガチャについて

職場の40代女性は、小学校2年生の子供を持つ母親。

昨年、子供の担任のことでいつも愚痴を言っていた。

宿題が異常に多くて、到底終わらない。

子供がやったこと、言ったことをいちいち母親に連絡してくる。

「〇〇ちゃんにこんなひどいことを言っていました」とか、聞いてみれば小さなこと。

懇談会に行くと、

「することが何もかも遅い」「〇〇とか〇〇が全然できてない」

とすべて否定的。

2年生になり、担任が変わった。

以前より若い女性の先生。

その子は勉強はあまりできないし、準備や片付けなど何でも動作が遅いらしい。

でも、今度の担任は『できているところをほめてくれる」と。

宿題も少ないし、子供も喜んで登校している。

最近の懇談会では、

「以前は一番遅かったことも、今は一番早くできるようになりました」

とほめられたと、母親は嬉しそうだった。

まさに『担任ガチャ成功』だそう。

子供って担任次第で変わるんですね。

親も担任との相性がある。

だから、誰が担任になるか、親はとても気になるところ。

最近は「今の担任は嫌だから、次は変えてほしい」とはっきり言ってくる親も多い。

校長に直談判する親もいる。

「こうこうこういうところが、今の担任はダメだから、変えてくれ」

と具体的に言われると、学校としても聞かざるを得ない。

しかし、こんな風に苦情のある先生というのは、

同僚の中でも問題があるなと思われている先生が多い。

でも教師は『井の中の蛙』だから、自分のことを客観視できていないのです。

 

 

 

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