【年金は何歳からもらうべき?】繰り上げに迷う私が出した結論

「年金は60歳からもらって投資に回せ」

最近、YouTubeでよく見かける言葉です。

強いサムネイル。

不安をあおるタイトル。

正直、心が揺れます。

私は61歳。

心臓に持病があります。

長生きできる気が、あまりしません。

もし一度ももらわないまま死んでしまったら?

それが怖いのです。


制度崩壊は本当に起きるのか?

年金は将来なくなる。

もらえなくなる。

支給年齢がどんどん上がる。

そんな話を聞くと、不安になります。

でも日本の公的年金は、

賦課方式(現役世代が支える仕組み)です。

そして運用を担っているのが

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/55/Toranomon_Hills.JPG/250px-Toranomon_Hills.JPG
https://www.gpif.go.jp/disclaimer/img/img_about_logo.png

世界最大級の年金ファンドで、

運用資産は200兆円規模とも言われています。

制度変更はあるかもしれない。

でも「突然ゼロ」は、現実的とは言いにくい。

YouTubeは再生されてこそ成り立つ世界。

強い言葉の方がクリックされます。

「だいたい大丈夫です」では、誰も見ません。


私が本当に怖いのは何か

制度崩壊も怖い。

でも、もう一つの不安があります。

長生きです。

矛盾していますよね。

早死にが怖いのに、長生きも怖い。

女性の平均寿命は約87歳。

90歳を超える方も珍しくありません。

もし長生きしたら、

減額された年金で足りるのだろうか。


心臓が悪いと、どう考えるべきか

私は心臓に持病があります。

だからこそ思うのです。

「65歳前に死んだらどうしよう」

でも、今の医療は進んでいます。

心疾患は「突然死の病気」から

「管理しながら付き合う病気」に変わっています。

心臓が悪い=早死に、とは限らない。

それも事実です。


年金は“得か損か”で決めるもの?

よく「損益分岐点」の話があります。

でも私は最近、こう思うようになりました。

年金は投資商品ではない。

これは生きている間の安心を買う制度 なのだと。

60歳から受け取るのは、

「今の不安」を減らす選択。

65歳から受け取るのは、

「長生きの不安」に備える選択。

両方を同時には満たせません。


私の結論

今のところ、私はこう考えています。

・原則は65歳から
・体調や働き方を見て、少しだけ早める可能性は残す
・でも繰り上げはしない

理由はひとつ。

制度崩壊は私にはコントロールできない。

でも長生きリスクには、年金で備えられるから。


不安の正体

本当は、年金の話ではないのかもしれません。

将来が怖い。
体が不安。
お金も不安。

YouTubeの煽りに揺れるのは、

もともと不安があるから。

だから私は、

「どちらが得か」ではなく、

どちらなら夜ぐっすり眠れるか

で決めようと思います。


同じように悩んでいる方へ。

早くもらうのも、遅くもらうのも、間違いではありません。

大切なのは、自分の不安の正体を知ること。

あなたが怖いのは、

制度ですか?

長生きですか?

それとも、今この瞬間の安心が欲しいだけですか?

私は、もう少しだけ、冷静でいようと思います。

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