【50代の転職】人との出会いと別れ

色鉛筆

昨日、教育委員会の担当の方から電話がありました。

1月から、小学校講師の採用が決定したこと。

赴任先は4校の特別支援学校のいずれかになるが、どこかというのが決まるのは12月に入ってからと伝えられました。

そして、現在の病院での勤務の状況を尋ねられたので、12月31日に退職することが決定したと伝えました。

実際、12月末に退職したはいいけど、1月から勤務する学校が決まらなかったらどうしようと少し不安に思っていました。

講師が不足しているとはいえ、タイミングもあるようで、すぐ勤務できますという人はすぐにここと決まりやすいらしい。

しかし、私のように今のところを辞めてから、数か月先に来ますというような人は、すぐには決まらないようです。

今日、1月からの勤務は確定と言われ、安心しました。

そして、新たな仕事に挑戦することに改めて不安を覚えます。

退職することを少しずつ病院の同僚たちに伝えています。

皆、すごく驚きます。

「うそ~!!」

「何で?」

「辞めてどこに行くの?」

驚いたのは

「結婚するの?」

と聞いてきた人が2人いたこと。

いやいや、それはないでしょう。

結婚するのならいいですけどね。

専業主婦になって、家でゆっくり家事をするのはいいなと思います。

でも、私は貧乏性なのか、家でじっとしていることができません。

家にいると、ただただぼんやりとテレビやYouTubeばかり観て、1日が終わり、

「私、いったい何をしてるんだろう」

と自己嫌悪に陥るのはわかっています。

毎日外で働き、社会から必要とされていると感じたい。

そして休みの日は出掛けたり、家でゆっくりおうち時間を楽しむ。

そんなメリハリのある生活じゃないと、身の回りも気遣わない、完全なオバサンになってしまうのは目に見えています。

腰が悪くてこの仕事が厳しいこと、60歳が目前で再雇用になると給料が下がることが退職の動機であることを同僚に話すと、皆一様に納得してくれます。

そして、小学校教員の免許を持っていて、講師になる予定であることを話すと、

「すごいねー。教員免許持ってたんだ」

「カッコいいねー」

「やっぱり資格持ってると強いね」

そして、この年での再挑戦を皆、応援してくれます。

「寂しくなるね」

「こんな時期だけど、飲み会しよう」

と言ってくれる人も。

本当にこの職場で働いてよかった。

病院という職場で色々な病気について勉強できたし、人が最期を迎える時、自分がどうすればいいのかがわかったことが一番よかったと思います。

病院で働くという経験ができて、本当によかったです。

そして、たくさんの人達との出会い。

色々な刺激を受けたし、楽しかった。

職場を離れると、元同僚と会うことはほとんどなくなってしまうことが多いのですが、この縁を大切にしていきたいと思います。

そして、新しい職場での出会いを楽しみにしたいと思っています。

 

 

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