有休休暇が23日残っているのですが、退職までこのままでは7日しか消化できそうにないことがわかりました。
看護部長に直談判するにあたり、主任についてきてもらうことも考えたのですが、主任はまだここに残る人。
上司にたてつくのは不本意でしょうし、私に味方しても何のメリットもない。
看護部長かなんか知りませんが、私より年下。
何も怖がることはない。
私は正しいと思うことをきちんと主張するだけ。
そう思って、言いたいことを紙に書いて頭に入れ、今日アポをとりました。
看護部長も私が来るとわかっていた様子で、すぐに対応してくれました。
副看護部長も同席。
以下、看護部長と私の会話です。
私「今日、ここに来ることは師長から許可を得ています」
私「先日面談してから2週間たっていますが、有給休暇は何日とれるのか連絡がありません。どうなっているのでしょうか」
部長「有給消化は1週間くらいと考えていたが、1週間だと師長に言った覚えはない。本当は全部あげたいのはやまやま。しかし、社会人として3月31日まで勤務するのが通常のルールじゃないですか?会社員として。職場は3月31日まで1年通して人数を割り振りしているので、途中で辞められると困る。だからここまで働いてくれないだろうかと皆にお願いしている。もちろん余裕があれば有休とってもいいと思う」
私「師長は上の人から7日と言われたと言っていましたよ。自分では決められない。上が決めることだと言われてましたよ」
部長「私が7日と言ったかもしれません。他の階にも辞める人がいるが、その人たちにも1週間か10日くらいしかあげられないんですよ」
私「あげられる、あげられるって、これは労働者の権利ですよ。取得するといえば取得していいものでしょう」
部長「ああ、それは言い方悪かったです。それはわかってます、わかってます」
私「仕事がまわるとかまわらないとか、私たちが考えることではなく、上の人たちが考えることじゃないですか」
部長「今まで一緒にやってきた仲間だから、お願いできませんかとお願いしている。わかってます、全部。労働者の権利ということも。でも、皆が途中で辞めるって言われたら困るので、一人ずつに頼んでいる」
私「じゃ、有休取りたいので、いいですか、とって。腰がすごく悪くて無理して働いているので」
部長「それはいいです」
私「ただ、7日しかとれないと言われてびっくりしたので、今日ここに来たんですよ」
部長「私の伝え方が悪かった。師長が悪いのではない。訂正させてほしい。しかし年末年始は忙しいので、何日休みを入れられるか、難しいところ」
私「9月の末に退職の意思を伝えたのは、そういう事情を考えたから。12月に集中して有休休暇を入れるのではなく11月にも分散していれてくれたらいいと思っていたが、通常通りだった」
部長「そうですね。ではそうするように私の方から師長に言います」
私「残った有休休暇をどうしていただけるのかなと思ったんです。買取していただけるならいいですけど、それはないでしょう?じゃ、どうしていただけるんですか?あきらめるんですか?」
部長「買取はできないからですね…」(返事に困っている様子)
私「最終的に何日いただけるのでしょうか。お返事を下さい。少しでも多くいただければと思ってますので。きっちり23日とは言いませんが。結論はまた私の方からここに伺ってお尋ねした方がよろしいでしょうか」
部長「今はちょっと答えられない。そこらへんは師長と話して、11月は何日、12月は何日と師長から話してもらいます」
私「よろしくお願いします」
こんな感じでした。
緊張はしましたが、何とか自分の言いたいことは伝えることができたと思います。
話していて感じたのは、上司は有給休暇をあげるという感覚になっているということ。
私たちは決して上司から有給休暇をもらっているのではないのです。
これはれっきとした権利なのです。
それを上司は勘違いしているのです。
そして、辞める人間には冷たい、いうことです。
これはわかっていたので、私自身も「もうこの人に世話になることはないのだから」と大人としての分別はわきまえた上で、言いたいことを言いました。
上司は情に訴える作戦なのだな…と感じました。
今まで一緒にやってきた仲間なのだから、『少しでも長く会社のために働いてくれたらいいじゃないか』そんな言い方でした。
こう言われて、何も言えずに泣き寝入りしてしまう人も多いのでしょうね。
労働基準監督署というワードを出す前に一応、協力的な対応を見せてくれたのでよかったと思います。
さて、いったい何日有給休暇になるでしょうか。
またお知らせします。
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