今日一緒にランチした友人。
ワンルームマンション投資に失敗した過去を話してくれました。
彼女は看護師。
40代前半の頃、
「このまま結婚しないかもしれない」
と思い、将来が心配になり、まず保険にたくさん入ったそう。
そして、不動産投資がよいのではと考え、ワンルームマンションを2室、1LDKのマンションを1室購入したそうです。
ところが、なんだかんだと経費ばかりがかかり、あまり儲かっている実感がない。
そんな時、『リベ大』の両学長の動画に出会い、とんでもないゴミをつかまされたことに気づいたそうです。
ワンルームマンション投資は『地獄への片道切符』とは学長の言葉。
なぜかと言うと、
隠れたコストがたくさんあるからだそうです。
購入時、不動産取得税、仲介手数料がまずかかる。
ずっと満室はあり得ないので、空室になった時は自分で家賃分を補わなければならない。
共用部の修繕積立、管理費を払わなければならない。
固定資産税が毎年かかる。
火災保険も絶対入っておかなければならない。
入居者が退去すればその都度リフォーム代がかかるし、新しい入居者を探す広告費用もかかる。
当然物件は老朽化していくので、物件価格は毎年下がる。
つまり家賃も下げていくことになる。
不動産屋は表面上のよい利回りばかりを宣伝するが、
必要なコストをすべて計算しなければ、本当の利回りはわからないのです。
仮に銀行から借りずに全額キャッシュで、30年間満室で、物件価格が下がらず、修理もなければ月にやっと数万残るくらいらしい。
つまり、ローンで物件を買う限りは、毎月利益が出るどころか、持ち出しがあるのは当然ということになる。
もしもローンを払い終えたとして、30年後にぼろいマンションを1室手に入れてどうなるのか?
ワンルームマンション投資詐欺に狙われやすい人は?というと、
大手のサラリーマン、公務員、医者、30代~40代のOLとのこと。
いい物件は秒で売れる。
一般の人にいい物件は巡ってこない。
ということで、ワンルームマンション投資は絶対にやめた方がいいそうです。
友人もそれがわかって、すぐに手放したそうです。
もちろん損はしたけど、売れたので損失は最小限度ですんだそう。
不動産屋の口車に乗せられないように、自分でよく勉強することが大切ですね。
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