気候変動、パンデミックなどによる食料危機が起こる可能性はゼロではありません。
災害時の数日の備蓄はもちろんですが、長期にわたる食料危機に対する備蓄が必要ではないでしょうか。
備蓄にはお金、時間、労力が必要です。
あせらず、落ち着いて、計画的に備蓄していきましょう。
長期の備蓄に対応するリストを作ってみました。
缶詰
半永久的に保存することができると言われています。
魚、肉、おかず、パンなどもあり、種類も豊富です。
しかし、トマト缶、フルーツ缶は酸により缶が劣化してくる恐れがあるので、長期保存には向いていません。
フリーズドライの食品
メーカーによって異なりますが、消費期限は1~3年くらいあり、長期保存できます。
味噌汁、雑炊、スープはもちろん、ひきわり納豆などもあります。
レトルト食品
賞味期限は1~2年ほど。
カレー、パスタソース、どんぶりものなどは定番ですね。
大豆ミートのレトルトは、肉の入手が困難となった時、タンパク質不足を補うためによいと思います。
アルファ米
炊きあがったご飯から、ご飯のうまみを保ちつつ、水分だけが抜けている状態のものをアルファ米と言います。
保存時、かさばらず、水だけで戻すことができます。
長期にわたり、常温保存できます。
乾物
わかめ、かつおぶし、切り干し大根など。
常温で長期保存が可能です。
栄養もあり、特に食物繊維が豊富なので、被災時などストレスにより腸内環境が乱れがちな時によいと思われます。
プロティンバー
お菓子として、タンパク質補給として。
カロリー補給としては一口サイズの羊羹もよいそうです。
羊羹は持ち運びしても形が崩れにくく、暑いときに溶けることもありません。
また、避難所で食べることになっても、音がしないので周囲を気にせず食べやすいからです。
ゼリー飲料
水と食品の間に位置するものです。
移動しながらでも手軽に水分、カロリー補給することができます。
トイレットペーパー
南海トラフ地震が起こると、トイレットペーパーの4割は静岡県で生産されているため、流通が滞る可能性あり。
経済産業省は1ヵ月分を備蓄するようにと言っています。
1人あたり、1週間に1ロールを目安に備蓄すること。
私はコロナのトイレットペーパー騒動の時、まったく備蓄しておらず、困った経験があります。
カセットコンロとガスボンベ
最近はオール電化の家も増えているので、これは必須です。
温かい食事は緊張感や不安を和らげてくれます。
カセットボンベ1本は強火で約1時間くらいしか持ちません。
1日1本使用すると考えて下さい。
ガスボンベの消費期限は7年です。
まとめ
今後、これらのものを買い物にいくたびに数個ずつ購入していく予定です。
お金をかければかけるほど、備蓄はたくさんできますが、だからといって購入品にお金をかけすぎて生活が厳しくなるのは本末転倒です。
また、備蓄しておく場所も確保しなければなりません。
せっかく備蓄しても、それをそのまま置いておけば賞味期限がやってきます。
普段の生活の中で、備蓄品を食べ、また新しいものを買い足すという『ローリングストック』をやっていかなければならないのです。
実はこれが一番大切です。
そして、情報にあおられすぎるのはよくないですね。
私も思ってもいなかった食料危機の話を人から聞き、食料危機や備蓄についてのYouTubeばかり観てしまい、さらに不安を感じてしまう結果になっていました。
不安をあおるような動画や情報ばかり見ないということが大切なんですね。
2週間分食料を備蓄したとしても、不安になって、さらに備蓄する。
1ヵ月分備蓄しても、まだ足りないような気がして不安になる…。
それが人間だと思います。
恐れずに備えましょう。
備蓄は長い長いマラソンのようなもの。
長期目線で少しずつ揃えていくのがよいでしょう。
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