ついに休職した新人看護師
少し前から休みがちだった新人の男性看護師。
ついにしばらく休職することになったらしい。
指導をしていた先輩看護師は
「あー、せいせいした」
「毎日毎日、イライラさせられてばっかりで、しばらく会わなくていいと思うとホッとする」
そんなことを言っていました。
何でこの看護師は、これほどまでに嫌われていたのでしょうか。
これを見ていただくとわかるのですが、
とにかく笑顔がない。愛想がない。しゃべらない。
まったくしゃべらないので、何を考えているのかわからない人でした。
朝、こちらが「おはようございます」と挨拶すると、アゴをかくっとするだけの挨拶。
言い方悪いけど、この挨拶、いったい何様なのかと思うほど。
真面目に仕事には来ていたので、それだけは皆から認められていたのですが。
しかし、課題はしてこないし、質問もしないし、決してやる気があるとは言えなかったらしい。
休職する理由は?
入職してから7か月、本人なりに頑張ってきたとは思います。
でも、結局休職することになった理由は、コミュニケーションがまったくとれなかったからではないかと思うのです。
家でパソコンに向かって仕事をしている人ならともかく、ほとんどの仕事は他者とのコミュニケーションを必要とします。
病院では患者さん、他職員、患者さんの家族などと関わる機会があります。
小さな声で「はい」「いいえ」くらいしか言えないのでは会話になりません。
愛想をふりまく必要はないけど、最低限のコミュニケーションがとれないと仕事になりません。
嫌なことがあったら同僚に話すとか、困ったことを相談するとか、そういうコミュケーションがあってこそ、仕事ができるし、続けられるのではないでしょうか。
こうしてみると、人は勉強ができるとか、何かの技術があるとか、そういうことより何より、コミュニケーション能力が大切なんだとつくづく思います。
突出した頭の良さがあるのなら、人づきあいをしなくても生きていける場所があるかもしれませんが、
凡人であるなら人づきあいは必須だし、つきあえないなら社会生活は不可能だと思います。
彼が戻ってくる確率はかなり低いでしょう。
せっかく苦労してとった看護師資格が無駄になってしまうのはもったいないことです。
休職していた男性介護士
復帰が延び延びになっていた介護士の男性。
やっと来月から復帰することになったそうです。
とりあえず、3日勤務したら1日休むというサイクル。
患者さんとは関わらず、清掃などの雑用をする予定だそうです。
それでも、出勤することは彼にとって大変でしょう。
彼が復帰して、長く勤務できることを願っています。
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