【かわいくない後輩】男も女も愛嬌が一番

白いテキスタイルにヒグマのぬいぐるみ

私は療養型病院に勤務する、アラ還の介護福祉士です。

かわいくない新人看護師

今日職場で、10年目の女性看護師と話していた時のこと。

「今日は指導なんですよね」

と彼女が言いながら、浮かない様子。

今日の業務は、今年入職してきた25歳の新人男性看護師の指導らしい。

「あの人、全然かわいくなくて、関わりたくないけど、指導だからしかたない」

そういえば、その男性看護師が楽しそうに話したり、笑っているのを私も見たことがない。

「仕事失敗してもいいんですよ。間違えてもいいんですよ。新人なんてそれが当たり前なんですから」

「そんな時『すみません、助けて下さい』ってかわいく謝ったらいいんですよ」

「男も女も愛嬌ですよ。愛嬌があって、かわいらしかったら、こっちも一生懸命してあげたくなる

「完璧とか求めてないし、仕事ができるできないとかそれ以前の問題なんですよ」

「そのくせ、努力もない、わからんところを調べてくるとか、質問するとかそんなのもない」

その新人看護師が誰からもかわいがられていないのは、看護師ではない私にもわかるくらい。

でも、先輩看護師は彼を一人前にしようと一生懸命指導している。

彼女の言うこと、すごくわかるなーと思いました。

新人さんって、失敗したくなくて、完璧にしたくて、先輩に頼らずに何とかしようと思うものです。

でも、頼りたくないなら、もっと勉強する姿勢を見せるとかすればいいのに、それもない。

とにかくしゃべらないし、愛想もなく、声も小さい。

そんなだからなのか、仕事ができるはずもない。

仕事ができないなら愛嬌で

新人さんは、仕事ができればそれに越したことはないです。

でも、できないならうまく先輩に頼るしかない。

愛嬌のあるかわいらしい姿勢や言動が大切だと思います。

先輩にかわいがられた方が絶対に得です。

私は職場で年は誰よりも上ですが、恥ずかしがらずに誰にでも「教えて」と聞くし、頼ります。

わからないことをわかっているふりをすることが、一番恥ずかしいのだとわかっているからです。

若い時はこれがなかなかできませんでした。

つい、わかっているふりをしていました。

でも、これってバレるんですよね。

多分、この新人看護師みたいだったと思います。

年を重ねてこそ、わかることがあるのですね。

しかし、この新人看護師にそんな話をしても通じないでしょう。

急にかわいらしくなれと言われても無理でしょう。

でも、もっと色々と先輩に話しかけるといいのではないでしょうか。

話さなければ、いつまでも親しくなれないし、質問もしにくいし、頼りにくい。

男も女も愛嬌

男性も女性も、顔のよしあしよりも、愛嬌が一番大切だと思います。

最初に話した10年目の看護師、お母さんにこう教えられたそうです。

「あんたは顔はたいしたことないから、せめて愛嬌よくしなさいと言われた」

「例えばお菓子とかもらったら、3回はありがとうを言いなさいって」

「1回目はもらった時にありがとう、2回目はこの間ありがとう、美味しかった。3回目はこの間の美味しかった。ありがとう。これよかったらどうぞ。これで3回」

彼女のお母さんは素晴らしい人だなと思いました。

多分、私と同じ年代でしょう。

教えを守ったのか、彼女はとても愛嬌があって、美人とまではいかないけどかわいらしい人です。

結婚して子供も2人います。

昔は「男は度胸、女は愛嬌」なんて言っていましたが、今は男も女も愛嬌なんですね。

 

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