やっぱり若いと言われたい

誕生日に職場の人たちから、こんなプレゼントをいただきました。

「スタバのエプロンかなー」

と思わせるようなデザインだけど、実は違う。

よくよく見ると、「かんれき」とローマ字で書いてある。

「HAPPY SIXTY」「60」とも書いてある。

楽天で注文してくれたらしい。

こういう面白いエプロンあるんですねー。

せっかくプレゼントしてくれたのだから、使わないわけにはいかない。

給食を子供たちに食べさせる時に、エプロンを着用しなければならないので

このエプロンを使うことになる。

エプロンを着けていると、あちこちで色々と言われる。

「あー、スタバのエプロンかと思った」

「面白いエプロン」

「えー、還暦なんですかー?」

つまり、私はこのエプロンをつけて、自分の年齢を堂々とアピールしていることになる。

私の年齢を知らない人に、わざわざ知らしめている。

まあ、もうこの年になれば隠すこともないけどね。

でもこの間、校長が、まじまじとこのエプロンを見て、無言でそのまま去っていったのはちょっと傷ついた。

そして今日、私より年上の養護の先生がこのエプロンに気づいて、

「えー、還暦なんですかー?全然見えなーい。40半ばくらいかと思ってた」

と言ってくれたのです。

「そうですか…?そんなことないですよ」

私は照れて答える。

でも、今だに職場では全員マスクしてるから、マスク効果もあると思うけどね。

「いや、ほんと、若いよ~」と彼女はしつこくほめてくれた後、

「ねえ、まつげも地毛?」

と聞いてきた。

私はもともとまつげが長くて、マスカラだけで勝負している。

周囲はエクステしてる人も多いので、よくほめられる。

「地毛なの~?うらやましいわ~」

と言われた。

まあ、悪い気はしない。

多分、マスクを外して、ほうれい線とか小じわとかを見れば、還暦という年齢にも納得するだろうけど。

とりあえず、「若い」と言われたことを単純に喜んでいる私なのでした。

 

 

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